
【優待☆到着!】ANAホールディングス(9202)の株主優待が届きました☆飛行機に乗れる優待&ホテル・自社サービス割引優待&その他にもいろいろと
このブログでは70回目となる、株主優待をもらったよという記事です。
今回はANAホールディングス(9202)の株主優待をもらいました。初めて買った株で、はじめて8回目の優待を頂きました。

ANAホールディングス(9202)の株主優待はいつ届く?
到着したのは11月中旬。
ANAホールディングスの優待は複数個あり、それぞれ別に届きます。ただし今回はどちらも11月中旬に届きました。
9月の権利獲得分としては早めですね。ただしANAの優待はいつも届くのが早いので、早い!と感動するより、いつも通りだなって感じが強いです。
ANAホールディングス(9202)の株主優待の前回からの変更点とは?
ANAホールディングスの株主優待を何度ももらっている人向け、前回の内容との変更点です。
- 搭乗優待券、グループ優待券などの色がグリーンに
- 株主優待ショッピングの商品ラインナップ、株主限定ツアーの行き先などが変更
- 9月権利取得分で半年以上権利取得者は優待カレンダーも付与
特に大きな制度変更はありません。
色の変更と、株主優待ショッピングのラインナップ・株主限定ツアーの行き先変更は例年通りだし、ポスターは毎年秋の楽しみ。
ANAホールディングス(9202)の株主優待の内容とは?
ANAホールディングスの株主優待は、8つほど。
1:ANA国内線ご搭乗優待
1つ目は、ANAの国内線に株主優待価格で乗ることができる『国内線ご搭乗優待』です。
これはANAの国内線に設定されている株主優待割引運賃で乗れる優待券。
おそらくANAの優待の中で、最も重要で人気のある優待です。

割引運賃の基本となるのは、この運賃はどの運賃でも適用されるわけではなく、基準となるのはANAが指定する基準運賃額。そこから50%割引された金額が株主優待価格として表示されています。
使うときはANA公式の予約サイト内にある「株主優待価格」をチェックしましょう。
使い方は『株主優待番号ご案内書』に書かれてあります。
事前にアプリに株主優待番号と登録用パスワードを登録して、後から使うスタイルもできるようです。
今回の優待の有効期限は2024年12月1日から、2025年11月30日まで。
この期間内に搭乗する便の予約に、搭乗に利用できます。
株主優待の席数などは制限があります。
ちなみに普通席のほか、プレミアムクラスの設定もあります。
また、大人用と小児用があります。どちらの利用も可能ですが、優待券が1枚必要です。
株主優待番号ご案内書は、半年ごとに保有株数に比例して発行されます。

保有株数が200株なので、今回は2枚いただきました。
400株までは100株ごとに1枚、それ以上はもらえる枚数は段階的に変化します。
2:ANAグループ優待券
2つめが、ANAグループで使える優待券です。
これはANAグループ優待券の冊子の中に入ってます。

そういえば今回から表紙の画像が広くなりましたね。
優待券の使い方の解説などがあり、冊子の最後の方に券がついてます。

有効期限は2024年12月1日から2025年5月31日までと、だいたい半年程度。
優待内容は以下の通り。
サービス種別 | 優待内容 | 優待サービス |
---|---|---|
IHG®ANAホテルズグループジャパン | ご宿泊優待 | ベストフレキシブル料金より20%割引 |
IHG®ANAホテルズグループジャパン | レストラン・バー | ご精算時に10%割引 |
武蔵の杜カントリークラブ 早来カントリー倶楽部 | ゴルフプレー料金 | ゴルフプレーご優待料金 |
ANA FESTA ANA DUTYFREE SHOP | お買い物 | 税込み1000円以上お買い上げ時に10%割引 ※無人店舗『ANA FESTA GO』、その他一部店舗は対象外 |
今回はANA Xの旅行プランの設定は特筆することはなくなったのでしょうね。

ちなみに、このグループ優待券でのお買い物は何度か体験させていただきました。楽しかった♪
3:お買い物ご優待
3つめは、お買い物が割引価格になる優待です。
こちらはANAの限定グッズ、旅行に便利なツール、機内販売品の通信販売などが対象です。

今年は旅行用便利グッズがやけに目につきました。トレンドを追ったグッズ開発は積極的なようです。
注文期限は2025年5月31日の17時まで。ただし一部商品はそれより早く受付終了するようです。
4:株主様限定ツアー(抽選)
4つ目は、株主向けの限定ツアーです。
今回の冊子に掲載されていたのは、以下のようなプランです。
- ANAビジネスクラスで行く 火山が作る温泉と忘れられない大自然の旅 アイスランド 8日間
- ANAビジネスクラスで行く 2つのアナンタラにゆったり連泊 THE VIETAGEでの贅沢な列車旅 7日間
- 「TRAIN SUITE 四季島」遠野・青森・松島を巡る旅 4・5日間
相変わらずゴージャス。ゆったりした贅を尽くした旅が多い気がします。
案内を眺めてうっとり( *´-`)

ただし、この記事をアップする段階ではすでに、上に挙げたすべてのツアーが終了していました。その代わり別のツアーの案内がありました。詳細は株主専用サイトにアクセスしてみてください。
たまにメールなどで追加のツアーの案内が来ることも
また、この冊子には乗っていない株主限定ツアーの案内が来ることがあります。
これはメールにて。メールで案内が来るのですが、つくづく届くたびにゴージャスだなあと感心してしまうような旅行ばかり。だいたい上のと同じですが、もう少し身近な感じの四国周遊とか北海道で写真撮影とかもあり、割とバラエティ豊かだなって思います。
詳細を知りたい場合は、株主専用サイトにログインすると詳細が確認できます。気に入ったら申し込みもできます。抽選制のものもあれば先着順のものもありますので、申し込みはお早めに。
また、旅費は自己負担です。
5:ツアー商品の優待(ANA Travelers)
5つ目は、ツアー商品の優待です。
こちらはANAのトラベラーズ国内ダイナミックパッケージ、ANAトラベラーズ国内パッケージ商品などが割引されるというもの。
内容はこちら。
- ANAトラベラーズ一部対象商品旅行代金から5%割引
- 航空券+宿泊で使える「ダイナミックパッケージ」の株主専用クーポン
- ※一定額の割引ができる
- ANAマイレージクラブ会員限定、国内ホテルの支払いに使えるクーポン
- ※ホテル宿泊のみの予約に利用可能
ANAトラベラーズの旅行は普通の旅行会社のと同じで、移動と旅先のアクティビティと宿泊などがセットになったもの。
ダイナミックパッケージは飛行機とホテル・旅館の予約がセットになったもの。オプションでレンタカーや観光ツアーなどの予約もできるようですね。
国内ホテルはホテル予約だけしたいときに。
割引額は旅行プランが決まったら金額が決定し、その金額から使えるクーポンが選べます。なので今の段階ではいくらでこの割引額とはいいがたい。
申込みは株主専用サイトにログインして、専用ページから予約したり申し込みをしたり。
最近は豪華客船の旅行にも力を入れているのですね。空・陸ときたら次は海か(笑)
ANAトラベラーズの旅行プランは件数は多くありませんが、ぴったりとハマるものがあればハマるのではないでしょうか。
6&7:株主限定ANA施設見学会、季刊誌の閲覧
6つ目と7つ目は、株主限定のANA施設見学会と、季刊誌の閲覧です。
ANA施設は『ANA Blue Hangar Tour(機体工場見学)』と『ANA Blue Base Tour 見学ツアー(総合トレーニングセンター見学)』があり、抽選制です。必ず申し込んで当たるわけではないようですが、興味があるならぜひ一度行ってみたいものですね。
ただ、どちらも年に数回なうえに倍率が高いらしいと噂で聞きます。なのであまり期待できないかもね。
季刊誌の閲覧は、季刊誌『ていくおふ』の閲覧です。少しビジネスな感じの本です。
こちらはどちらも株主専用サイトから申し込みをしたり、閲覧するスタイルです。
8:ANAカレンダー※長期保有特典
最後に、これは秋だけの長期保有特典としてANAオリジナルのカレンダーが貰えます。
こちらは壁掛けタイプと卓上置きタイプから選べます。ただし春の優待のうちに選択する必要があり、秋に届く頃にはすでにサイズなどは決まっています。
例年壁掛けタイプをもらっており、今年も壁掛けタイプにしました。
到着は11月中旬。

今年は壁にかけているだけで季節を感じられるような写真が多く掲載されていました。

壁にかけているだけで気分が上がります。
卓上型は飛行機の写真がメインらしいです。ただ、もらったことがないのでよくわからない。
※秋と春の優待の違い
秋の優待の冊子も手元に残っているので内容を比較すると、だいたいこのようなことが変わってます。
- 春の冊子:カレンダーに関する案内がある
- 秋:カレンダーが届く、カレンダーに関する案内はとくになし
ANAホールディングス(9202)の株主優待券をもらった感想
ということで、ANAホールディングスの株主優待をもらいました。わーい!

今シーズンは上品めな印象
今回、優待に関しては極端な変更があるものはありません。
なんというか、いつも通り感が強いです。ただその中でも微妙に細かい範囲で上品になったような印象を覚えます。

優待券冊子の表紙の写真が大きくなったり、カレンダーの写真が季節を取り入れた写真で素敵。その分、印象は少し高級な感じになりました。
優待券に関しては基本的にメインとなる飛行機割引優待があればいいかな、的な。
ただ、個人的に使った経験が多いのがグループ優待券なので、今年もグループ優待券を使い切れてよかったなって感じです。

来年から優待券の制度変更が
ところで、優待について調べていたら、2025年3月権利取得・2025年5月到着の優待券からは制度が少し変わるようです。
というのも、株主優待番号ご案内書の有効期限が1年半に延長されます。
例えば、2025年5月分は2025年6月1日から2026年11月30日までです。本来であれば5月到着分は6月1日から翌年の5月末までだったのですが、それが半年追加されます。

また、AirJapanという新ブランドの航路の割引電子クーポンが発行されます。
これはAirJapanの成田-バンコク線、成田-シンガポール線に5000円オフで搭乗できるというもの。
国際線にも優待で割引で乗れるようになります。詳細は到着しないと分かんないけど。
これらは改善ですね。今どき優待の改悪が続く中で嬉しい(*´▽`*)
ANAホールディングス(9202)はこれから買い? この株に対する感想・雑感
ANAホールディングス(9202)に関しては、買いといえば買いだけど少し怪しいな、ってのが本音。
ちょっと不安な点があり、それをどうこなしていくか。経営手腕が問われる局面です。
香港のリム社からの株主提案
この文章を書いている4月中旬、ANAよりIRで「書面受領のお知らせ」が公表。
なんだろうと読んだら、LIM Japan Event Master Fundというところから株主提案を行うとの書面を受領した、とのこと。
LIM Japan Event Master Fundは、香港の投資会社リム・アドバイザーズ(以下、リム社)が日本企業に投資する際に運用しているファンドです。
内容は定款の一部変更とはありますが、詳細は公表されていません。
リム社ってどういう会社かというと香港の投資会社で、積極的に提案を行うことで知られています。メディアを使った戦術がうまいとか、話題の企業に提案をするのが得意なんだそう。
こういっちゃなんですけど、ANAのIRって地味な印象があるので、派手なメディア戦略をやられたらそっちに流れる人も多そう。短期売買でボラティリティも出来高も高まりそうなところはありますので、デイトレ民が注目しそうな感じはありますね。
これの何が嫌かというと、JALと空港施設という2社もリム社から株主提案を受けたのだそうです。
日本の空運とそれにかかわる企業にリム社が株主提案をした。……ANAとJALの合体とか求めてくるんでしょうかね。
こういっちゃなんですけど、前にもANAとJALの合体とかいう噂が出たとき、その略称があまりに下品でネット民が大盛り上がりしていた印象があります。それが若干嫌な記憶として残っている。企業価値が棄損されそう。
過去のリム社の評判を見ると、賛否両論という感じ。
時に株主のためになる提案をしてくれるという意見もあれば、時にあまりに企業のことを考えていないという批判もあります。
6月の株主総会前には詳細を発表してくれるようなのでそれを期待するしかないのですが。
リム社がどう出るかわからないと、株主としても賛成も反対もできない。こういう弱小株主なので荒れるなら思いっきり荒れてほしいけど荒れないなら荒れないで嬉しい。荒れるならガーンと荒れないと面白くないし。
増配とか提案するならリム社に賛成するんですけどね。さあ、どう出るでしょうか。
インバウンド需要におちつき
もう一つはインバウンドに落ち着きが出たようにも見えること。
最近、訪日外国人客数は順調に伸びてはいるのですが、訪日外国人の消費額が減ってきているのだそう。
また、2023-2024年の伸びは急激で、今はちょっと落ち着きつつある感じです。伸びてることは伸びてるのですが、2024年みたいに毎回「訪日外国人数が急増!」と盛り上がるほどのことはありません。
なので、インバウンド需要は一時期ほど大きく盛り上がるわけではなく、これからは穏やかな成長にとどまりそうです。
円高ドル安で外国人旅行客が楽しく消費できるほどの割安感がなくなったという話もあります。ただ、観光客は中国・韓国からのお客様が多く、元やウォンだとどのくらい影響が出るのか考えてしまいます。
なので、これからは急激な成長などは期待できず、利用者数の増え方や飛行機・ホテルの需要は増えるものの穏やかになりそうな気がしないでもない。
ただしそれでもANAはうまくしてくれるかもしれませんので、長期成長を期待するならアリです。
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