モヤモヤした週☆一週間のトレード日記と来週の予定(希望)
今週もお疲れさまでした。214回めの投資日記です。
夜に買い物に行ったら外気がもわっと生暖かい。そういう時期が来ちゃったなあ。
日経平均&全体的な感想:ぼんやり
今週は、日本株は上とも下とも。
週間チャートの形:なだらかに
チャートの形は、下目線。

数値的にはこんな感じ。
日付 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
5/19(月) | 37572 | 37656 | 37445 | 37498 |
先週金曜日の終値は37753円です。 | ||||
5/20(火) | 37723 | 37921 | 37455 | 37529 |
この日の高値が週間の最高値です。いったんリスクオン? | ||||
5/21(水) | 37590 | 37659 | 37298 | 37298 |
米株から日本株、みたいな流れを少し感じる。 | ||||
5/22(木) | 36931 | 37100 | 36855 | 36985 |
この日の安値が週間の最安値です。 | ||||
5/23(金) | 37161 | 37373 | 37111 | 37160 |
結局落ち着いて終わった。 |
週間の感想:ジワリ下目線の週
今週の日経平均は、37921円が最高値で、最安値が36855円の、1100円くらいの値動きでした。
また、今週の終値と先週の終値の差は、-593円でした。
今週はあまり目立った動きがない感じです。火曜日朝に38000円台につきそうでつかず、結局また垂れてきたあたり、37000円台で行ったり来たりな感じですかね。
唯一木曜日が36000円台にタッチしたものの、それもまた回復しているし(ただ37100円台なので、回復したって感じもあまり強くはありませんが)
しばらくは日経平均4万円台に乗せることはなさそう。こうやってゆっくり下げ目線で地味に淡々と減っていっているのかな。今はコモディティ・仮想通貨が強いので、世界の投資先がそっちに動いててもなにもおかしくないですし。
今週の株日記:材料で動く
今週は、持ち株は賑やかな値動きの週でした。
今週の売買:なにしよっか
今週は、宵っ張りの朝寝坊で昼間は眠く、ろくに取引しませんでした。
日本時間深夜―早朝に相次いで米テック企業の様々な発表があり、それを追うのが大変だったので。
保有銘柄の傾向:発表相次ぐ
個人的な保有銘柄の傾向は、決算後にいろんな発表が相次ぐ週でした。
今週、上昇で印象的なのは、宇宙、衣料、小売、医薬品。
宇宙は、相変わらず。とはいえジワジワ垂れてきているので、次のイベントまで小休止かな。
衣料は、材料が。
小売は、アフター決算と優待到着で見直され買い。
医薬品は、先週の暴落の反動のような感じ。
下げで印象的なのは、食料、旅行。
食料は、悪決算によるもの。あまり上目線ではないのが逆に。
旅行は、週のうちに急騰して翌日急落と仕手株っぽい動き。
今週、週前半にグロースや小型株が急騰するシーンがあり、全体的に「おっ、これは景気いいのか?」とか思ってしまったりもしましたが、週末になると落ち着いてしまいました。なーんだ。
材料を出している株はちゃんと上がってきているんですけど、決算が良かっただけの株は先週までの過熱や期待買いは続かなかったみたい。
宇宙に関しては、ここ数週間でやけに値段が上がってしまいました。
たぶん短期売買勢も入っていたんでしょうけれど、今週の落ち着きが本当に「落ち着いたなあ」って感じ。次の特大材料までまだ先があるので、いったん落ち着くのも納得です。
その他の感想:プラチナ最高値更新、ビットコイン1600万円台乗せ
今週、コモディティやデジタルゴールドが素晴らしかった。株じゃなくて現物への流れ?
プラチナ:最高値更新!
今週、プラチナが最高値更新しました。おや?

週末に5570円/gをつけて最高値更新。
今週は久しぶりにプラチナが話題になった週でした。
理由はゴールドの割高感が意識されたこととか、短期売買勢の値動きとか。特に金市場や現物市場が米債格下げとなり、資産保全で現物に行くぞ、てなった流れがプラチナにも波及したようです。
外貨準備とかなんかそういう国や地域も、金ではなくプラチナを選び出したなんて意見もあるほど。特に中国が資産価値貯蔵のためにプラチナに手を出した、という見方もあります。
ただ、ゴールドのマーケットも垂れたわけじゃなくて、相変わらず高値of高値。

ゴールドに関してはいったん落ち着いたけどまたどうやって上に行くのかを考えてしまいます。話題になるほどの急騰ではないけれど、高値圏なのは違いない。どうすんだろうねこれ。
ただまあ、あれこれ見てても下がる要因はないからなあ。しばらくはこの熱さが続くのでしょうね。
仮想通貨:盛り上がり
今週、仮想通貨も高かったですね。
ビットコインが久しぶりに1600万円台突破。

https://bitflyer.com/ja-jp/bitcoin-chart 画像は引用元の画面キャプチャ
久しぶりの1600万円/1btc。
なんでかなーと思っていろいろ調べてみたら、機関投資家、とりわけ企業がビットコインを持って企業価値を高めようという動きがあるそうです。また、ビットコインはアメリカ・テキサス州でビットコイン準備金法案が可決。これにより上昇が素晴らしいことになりました。
ちょうどビットコイン・ピザ・デーに上昇があり、話題と材料に事欠かない感じ。
とはいえこういう仮想通貨の材料が出ても、このところあまり上昇は長続きしない傾向もありました。仮想通貨関連のアナリストがこういう時は強気相場や強い見立てをガンガン出してくるので、それを読んで夢を見るのもちょっと考えものかなあ、という気がします。ま、夢があっていいな(笑)とは思いますけどね(゚∀゚)アヒャ
仮想通貨やオレンジジュースなどのチャート:おちつき
最後に、コモディティや仮想通貨のチャートを貼っておしまいにします。

上半分のグラフには、金と農産物の変動率。オレンジジュース(オレンジ)ココア(茶色)コーヒー(黒)ゴールド(黄色)小麦(緑)粗糖(灰色)の価格変動率のグラフ
下半分のグラフには、仮想通貨の変動率。ビットコイン(オレンジ)イーサリアム(水色)ドージコイン(濃いオレンジ)リップル(黒)の価格変動率のグラフ
ある記事で「債券・株からゴールド・デジタルゴールドへの流れ?」という感じのことが書かれてあったのでちょっと期待してしまいましたが、今んところチャートからは流れは読み取れません。
ただ気がかりなのが相変わらずココアが高いことと、オレンジジュースが高くなってること。食品は飢えにダイレクトに直結するから、値上がりしすぎるのもどうかと思ってしまう……。
だから「債券・株からビットコイン・オレンジジュース・ココアへ流れ?」のほうがリアルな感じはありますけれど。なんか嫌だな。
来週は:権利付き最終売買日、話題の株主総会、月替わり、アメリカ休場、FOMC議事要旨、エヌビディア決算、PCE
来週は、日本は権利付き最終売買日、月替わり。世界的にはアメリカ休場、議事要旨、GDP改定値、PCE。週末は中国PMI。
日本市場の動向:権利付き最終売買日、大手株主総会続く
注目している統計・発表・動向としては。
- 26日月曜日
- 10時 株主総会:ツルハHD
- 14時 3月景気先行指数・景気一致指数改定値
- 14時ごろ 日銀:実質輸出入の動向(詳細)
- 18時ごろ 経済財政諮問会議
- 改正戸籍法施行
- 27日火曜日(大安・新月)
- 10時 株主総会:セブン&アイHD
- 14時 日銀:基調的なインフレ率を補足するための指標
- 日銀:4月企業向けサービス価格指数
- 28日水曜日
- 権利付き最終売買日
- 花火の日
- 29日木曜日
- 権利落ち日
- 8時50分 前週分対外対内証券売買契約等の状況
- 14時 5月消費者態度指数・一般世帯
- 30日金曜日
- 8時半 4月失業率・有効求人倍率、東京都区部CPI
- 8時50分 4月鉱工業生産・速報値、4月小売業販売額、4月百貨店・スーパー販売額
- 19時 外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)
- 消費者の日
- 文化財保護法公布記念日
- 環境美化(ゴミゼロ)の日、ごみ減量化・リサイクル推進週間
- 31日土曜日
- 旧端午の節句
- 世界禁煙デー、禁煙週間(6月6日まで)
- 6月1日日曜日
- 気象記念日
- 電波の日、写真の日
- 映画ファン感謝デー
来週は、話題の株主総会が多いですね。
26日月曜日のツルハHDは、イオンによる買収の賛否が問われる感じ。第二位株主の「オービス・インベストメンツ」などが買収額が安いと反対していて、話がまとまるかどうか。
27日火曜日のセブン&アイHDは、セブン銀行の売却、カナダのアリマンタシォン・クシュタール社との協議などでまた盛り上がりそう。
そうか、そろそろ株主総会シーズンですね。私は今年どこに行こうか迷ってます。
28日水曜日の権利付き最終売買日はそんなに。5月はあんまり権利取りで盛り上がる気はしないので。
ただ、29日木曜日に権利落ちがあった後は、6月という権利取得が面白い月が来ます。乗り換えで売買額も上がりそう。少しばかり早めに株を買っておきたい人にとっては買い時かな?
そういえば、あるスケジュールで27日火曜日に植田総裁発言があるとかなんとか。
ただ、ほかの経済スケジュールを見ても掲載がなく、日銀の公式サイトで予定を調べたけど出てきませんでした。誤報かもしれない。なんかよくわからない。
前日の26日月曜日には経済財政諮問会議で植田日銀総裁が出るんですが。……それ以外は一切不明。
余談ですが、再来週は週を通して暦の上では縁起が良い週です。今からウキウキ((o(*゚ω゚*)o))
米国・世界の動向:米国市場いろいろ、エヌビディア決算、Bitcoin2025
気になっている統計・発表・動向は。
- 26日月曜日
- 休場:アメリカ(メモリアルデー)、イギリス
- ユーロ:ラガルド総裁発言
- 東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議
- 英国王夫妻、カナダ訪問(27日まで)
- アフリカ開発銀行年次総会(30日まで)
- 27日火曜日
- 政策金利:オーストラリア
- ユーロ:5月消費者信頼感・経済信頼感
- アメリカ:4月耐久財受注、3月ケース・シラー米住宅価格指数、5月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
- 決算:シャオミ(香港市場)
- アメリカ・ラスベガスで、ビットコインカンファレンス『Bitcoin 2025』(29日まで)
- 27日はアメリカ副大統領・バンス氏が基調講演
- フランスのマクロン大統領、インドネシア訪問(29日まで)
- 28日水曜日
- 政策金利:ニュージーランド
- アメリカ:FOMC議事要旨公表(5月分)、5月リッチモンド連銀製造業指数
- オーストラリア:4月CPI
- フランス:1-3月期GDP
- ドイツ:5月失業者数・失業率
- インド:4月鉱工業生産
- 決算:エヌビディア、メーシーズ
- 29日木曜日
- 休場:スイス、スウェーデン、ノルウェー
- 政策金利:南アフリカ、韓国
- アメリカ:1-3月期GDP改定値、1-3月期コアPCE・改定値、前週分新規失業保険申請件数、4月住宅保留件数
- 決算:ベスト・バイ、コストコ
- 30日金曜日
- アメリカ:4月PCE、PCEデフレーター、4月個人所得、5月シカゴ購買部協会景気指数、5月ミシガン大学消費者態度指数・確報値
- インド、ブラジル、カナダ、スウェーデン、トルコ:1-3月期GDP
- ニュージーランド:4月住宅建設許可件数
- オーストラリア:4月小売売上高、4月住宅許可件数
- 南アフリカ:4月貿易収支
- ドイツ:5月CPI
- アジア安全保障会議(6月1日まで)
- 31日土曜日
- 中国:製造業PMI(国家統計局)
- 6月1日日曜日
- とくになし
来週は、エヌビディア決算、アメリカの1-3月期GDP改定値、PCE・PCEデフレーター。週明けはアメリカ市場はお休みです。
てなわけでそんなに強くこれという感じがなく。
外交はちょっと意識しますけれどね。欧州がカナダを訪問したり、インドネシアを訪問したり、なんか会合があったりとかして。
ビットコインの今の勢いを増しそうなのが、27日火曜日からのビットコインのカンファレンス『Bitcoin 2025』ですね。
副大統領のバンス氏が登壇して基調講演。なにが飛び出るかは謎ですが、ビットコインの価値を高めてくれるなら楽しみですね。
やりたいこと:落ちたら6月銘柄を
今週は、いろいろと上がりそうな週でした。期待に応えてくれる銘柄もあればそうじゃない銘柄もあって、まあ、悲喜こもごもでいつも通りだなって感じ。
今週、ダラダラと書きたいことがありますので、書きますね。
テックウィークの感想
今週は私にとってはテックウィークでした。Microsoft Build、Google I/O、ビットコイン・ピザ・デーなど、テックで盛り上がる部分が多くて楽しかった週です。
いろいろなところを見聞きして楽しんだ感想でも書き散らかそうかなと。
Microsoft Build:ゴリゴリ技術者向け、日本語リアルタイム対応&フォローアップがうれしい!
まず、Microsoft Buildに関しては、ゴリゴリ技術者向けな感じですね。
AIでWindowsの各ソフトを連携させたり、開発ソフトもAI(Copilot)で連携してより快適にサクッといろいろなものを作れて、効率をより高められるみたいな。プログラミングしながらデバッグをCopilotができる時代が来るんだとしたら、うーん、それはなかなか素敵。効率高まりそう。
嬉しかったのは、Microsoft Buildではリアルタイム日本語翻訳があったこと。
基調講演を眺めていてリアルタイム日本語翻訳があり、数秒のラグはあるとはいえ日本語対応が進んでいるのはやっぱりうれしい。基調講演の内容をリアルタイムにキャッチアップできることや多言語対応しているのは、マイクロソフト社のやさしさでしょうか。
ちなみに基調講演のみならず、それ以外の各講演にも日本語翻訳があります。もちろんリアルタイムで。やったぜ(∩´∀`)∩
同様に、Microsoft Buildに関してはランチタイムに現地社員が日本語での解説を行ってくれたことですね。このランチタイムとは日本時間お昼の、ちょうど12時でした。
知識をカジュアルな日本語でフォローアップしてくれるので、トレンドを追うのに抵抗を持たなくてよいのがうれしいです。
Google I/O:Googleの方針を示す基調講演、ただ日本語対応ナシは残念
ただ、日本の経済系メディアで大きく扱われたのはGoogle I/Oの方でしたね。
こちらの方が年に1回の開発者向けのイベントの中でも影響が大きい(のか?)ということで、それなりに話題になってました。
見てて、AIはもちろんハードウェア重視な感じが面白かったです。TPUとか。
あと動画。AI動画生成は魅力的。検索にAI、とくにGeminiに力を入れる方針ということで、検索の次はAIっていうビッグテックを入れていく予定かな。
内容的に華やかで範囲も広く、影響も大きそうなのはやっぱりこっち。
どちらもAIエーアイと喧伝し様々なものを用いてより技術の幅を広げようとしているのですが、なんだかワクワクするのはGoogleI/Oのほうです。
Geminiの意味も分かったし、これから開発するもののルートマップもある程度把握できたので、やっぱりもう時代はAIだなあって感じですね。見てて各AIツールは「まだ中途でこれから開発していく感じだな」ってのもありましたが、最近はこういう講演を待たずにAIの性能や新しい開発についても発表していくようです。AI競争激化の模様ですね。
個人的にはGoogleI/Oは少し残念。
というのも日本語対応がなく、内容を追うのが難しかったので。
せっかくのイベントだからとリアルタイムで基調講演を眺めても、知ってる単語と乏しい英語の知識を頼りにそれとなーくしか知ることができない。また、後から翻訳ツールを使ったり解説動画を見たりする手間やタイムラグがじれったくてイライラ。
MicrosoftでできたことがGoogleでできないわけがないと思っているので、日本語対応の面では残念。
こうなると、個人的にもGoogleのGeminiよりMicrosoftのCopilotのほうに愛着を覚えます。
まあ、普段はチャットGPTとGrokを中心に活用しているので使うことはほとんどないのですが。AI StudioのGeminiのほうがかなり賢く感じるのですけれど、ローカライズや文化への迎合、開発ツールの良さを考えるとどうしてもMicrosoftびいきになりそうです。
ビットコイン・ピザ・デー:日本も早くビットコイン現物ETF承認しようよ
今週の驚きはビットコイン・ピザ・デーにビットコイン関連株が盛り上がったことですね。
ビットコイン・ピザ・デーは毎年あまり盛り上がらないのですが、今年は15周年という節目だったり、アメリカでいろいろと材料が出たりして大盛り上がり。
さらに日本市場でも仮想通貨関連株が盛り上がって話題になりましたね。
ただこういう謎の盛り上がりを見ていると、日本も早くビットコイン現物ETF承認すればいいのに、と思ってます。
ビットコインが上がっただけで、何でビットコイン持ってるだけの会社の株まで上がるのかイマイチ理解に苦しむ。ビットコイン売買業者が本業のひとつです、ていう企業ならわかるけどそうでもないらしいし。
ビットコインを材料に企業の株を持つと企業リスクまで抱えないといけないわけで、その余計なリスクまで抱えないといけないあたり、日本市場の不便さを感じます。
こういうの、他山の石とするのが良さそうに思いますけどね。
こんな変なマネーゲームを防ぐためにも、日本市場でもビットコインにアクセスしやすいようにビットコイン現物ETF始めたらいいのにな。
今週は政治も少し面白かった
このところ政治関連のニュースは個人的にまったく面白くなく、見ていて不快なことばかり。
だけど今週はちょっとだけ政治が面白かったです。
というのも、19日月曜日に、アメリカで『本人の同意がない性的画像などの投稿を犯罪とする連邦法(テイク・イット・ダウン法)』が制定。リベンジポルノ、ディープフェイクなどをSNSに投稿するのが犯罪という報率が連邦法で制定されました。
また、22日にはイギリスで性犯罪加害者への科学的去勢を義務化検討とのこと。
いい法律ですね、どちらも。政治がちゃんと仕事してる。
日本でもやればいい。
と「政治まで面白くなってきたか!」とワクワクしてたのですが、週末にEUに関税かけるぞ的な発言をSNSでしたり、ハーバード大学に外国人留学生受け入れを阻止させる動きを見たり。
そういうのを見てまたがっかり。週前半はいい感じだったのにね。