【中間配当書類到着】株式書類電子化、移行期間のなかで中間報告書に思うこと

晩秋から初冬にかけて、中間配当や秋の優待が届きました。ようやく一段落しました。

今って、株主書類電子化の移行期間なんですよね。この株主書類電子化に伴って、中間配当の通知や優待とともに、中間報告書が同封されていることも珍しくありません。

そういう書類を色々もらって、電子化に関する個人的な感想を書こうかな。

あまり変わらないところが多い

まず、基本的にはあまり変わらないなぁって感じです。中間報告書だからなのか、優待や配当の案内にはまだそこまで大きな変化がある企業は多くはありませんでした。

バロックジャパンリミテッドの中間報告書。その他の企業も、そこまで変わりはなかったです。

なので、大きな変化がある企業はまだ今のところは少ないのかな、って印象でした。

トマト銀行のミニディスクロージャー。銀行系はミニディスクロージャーって名前になってますね。

まだこの秋の中間報告までは、フツーに紙で来てふつーに書類処理がめんどーなタイプですね。

少しだけど、変化のある企業もありました

ただ、全てがそうだというわけではなく、一部企業は変化が訪れていました。

スクロールは電子化が進んでます

まず、スクロールという通販会社。
こちらはすでに電子化していました。

スクロールの中間報告書に関する書類の案内。中間報告書に関しては電子化対応済というところでしょうか。

QRコード付きで、端末から読み取れば簡単にアクセスできるところが好き。これは便利でいいですね。
https://www.scroll.jp/ir/stockinfo/report/

九州電力からは「ごあいさつ」

九州電力に関しては、実は今シーズンは無配転落しました。
なので、九州電力からは「ごあいさつ」のはがきが。

九州電力から届いた、圧着式のはがき。

はがきタイプっていいですね。圧着はがきの中に、ご挨拶の文章もあるし、事業の状況についての案内もあります。
何枚も無駄に紙を使う必要がないのでエコだし、処分もめんどくさくない。必要な情報はスッキリまとまっているので、全体的に読みやすい。

(無配で燃料費高騰で赤字で公取委から目をつけられたことからは、そっと目をそらしながら)

この両面印刷ができる圧着はがきの中に、株主総会資料のQRコードとURL、あと配当金計算書を載せてしまえば良いのでは、と思うくらいスマートでした。
あの分厚い紙束も少しはスッキリするんでは。

全体的な感想:早いところはまだレア?

私が株を保有する企業からの配送物を考えると、あまりサクッと対応しているという感じはありませんでした。サイト上ですでに株式書類を掲載している企業でも、企業サイトや書類掲載ページへの案内は行われていないところが多かったなぁ。

来年の株主総会からのウェブ化しますという案内はよく届きましたけれど。

なので、もう少し積極的に案内してもいいんじゃないの、と思う企業もありました。中にはこの紙1枚で終わらせるところもありましたから、それを考えるとちょっと不親切なような。

一方で、長い文章を読むような場合は、画面で見るより書類で見るほうが好みだったりします。なので、デジタル化・オンライン化したら読みづらさもありますね。
また、株主総会の案内の中に掲載されている、オマケ的なページや企業からのご挨拶などはどうなるんだろう、っていう疑問はなんとなく見えてきたような感じです。多分ウェブ化にともなって、オンラインになってしまうのでしょうね。残念といえば残念ですけど、仕方ないといえば仕方ないような。

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