【優待☆到着!】九州旅客鉄道株式会社(9142)の株主優待が届きました☆電車に乗れる優待&自社商品・サービスの優待券&船に乗れる優待
このブログでは44回めとなる、株主優待をもらったよという記事です。
今回は九州旅客鉄道株式会社、つまりJR九州の株主優待をもらいました。今回は100株分の株主優待をゲットしました。
ちなみに、当記事中にはJR九州と九州旅客鉄道株式会社が混在しますが、どちらも同じ会社です。
九州旅客鉄道株式会社・JR九州(9142)の優待、いつ届く?
到着したのは6月下旬。
3月の権利獲得分なので、3月優待の中ではそれなり。
九州旅客鉄道株式会社・JR九州(9142)株主優待の前回からの変更点とは?
九州旅客鉄道株式会社・JR九州(9142)の株主優待を何度ももらっている人向け、前回の内容との変更点です。
- 搭乗優待券、グループ優待券などの色がダークオレンジに
- 有効期限が2023年7月1日から2024年6月30日まで
※2022年の各種優待券は2022年6月1日から2022年6月31日までという13ヶ月だった - 鉄道株主優待券が「乗車半額優待」から「一日乗車券」に変更
- グループ優待券で利用可能な店舗に変更あり
参考:JR 九州グループ株主優待券 利用対象施設変更に関するお知らせhttps://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/info/list/__icsFiles/afieldfile/2023/04/12/gpyutaiken.pdf - 「株式上場7周年記念キャンペーン」実施
他にもありそうですが、気づいたのはこのくらい。
九州旅客鉄道株式会社・JR九州(9142)の株主優待の内容とは?
今回、九州旅客鉄道株式会社・JR九州(9142)の株主優待は4つ。
1:鉄道株主優待券(1日限定、普通・快速電車乗り放題)
まず、九州旅客鉄道内の営業路線で、普通・快速電車乗り放題の1日限定の優待券がもらえます。
これはJR九州の範囲内で、ある1日だけ普通・快速列車に乗り放題というものです。
特急列車や新幹線に乗る場合、特急券だけを追加で買えば追加で乗れます。
指定席も指定席券だけを買えば併用可能。
駅窓口、自動券売機、インターネット列車予約の特急券と併用可能なので、特急券だけ予約してもOKです。
乗車不可区間は以下の通り。
- 山陽新幹線 博多ー新大阪間
- 山陽新幹線 博多南線
この乗車不可区間は、新幹線を降りてJR九州管内の普通・快速電車に乗り換えたら優待の利用が可能になります。
有効期限は、2023年7月1日から、2024年6月30日まで。
この期限内に有人改札、もしくは電車内の改札などで提示すればOK。改札では利用日付を記入してもらいましょう。
JR西日本の区間から乗ってきても大丈夫ですが、JR九州内の着駅でその旨を申告くださいとのこと。
ちなみに、8月28日に開業する日田彦山線BRT(BRTひこぼしライン)にも利用可能。
ちなみに、JR九州が力を入れている観光列車のうち、旅行商品である「ななつ星」や「或る列車」には使えません。その他にも細かい指定がありますので、そちらは案内をチェックです。
変更前の優待にはなりますが、鉄道株主優待券を使ってみた記事はこちら。
2:JR九州グループ株主優待券
次に、JR九州グループ内で使える優待券がもらえます。
これは1枚500円の金券として使えて、500円分が5枚。合計で2500円分の優待券となります。
優待券に関しては、以下のお店を始めとする様々なお店で使えます。
- JR九州〇〇シティ(地方主要駅の駅ビル)など
- 八百屋の九ちゃん
- レストラン「萬坊」「うまや」「華都飯店」「焼肉ヌルボングループ」など
- JR内野カントリークラブ
- 奥日田温泉 うめひびき
- JR九州ホテル系列
- JR九州高速船「クイーンビートル」船内販売商品
JR九州の利用可能店舗一覧はこちら。
●JR九州グループ株主優待券 利用対象施設一覧
https://www.jrkyushu.co.jp/company/ir/stock/shareholder/img/230630_list.pdf
複数枚利用可能で、最大9枚まで利用可能です。
とはいえ、少々クセがあり。以下のように利用には注意があります。
- JR九州〇〇シティなどの駅ビルで使いたい場合は、各施設のインフォメーションセンターでショッピングチケットと交換してから利用(※アミュプラザ長崎、長崎街道かもめ市場を除く)
- 八百屋の九ちゃんではクレジットカード併用不可
- クイーンビートルでは船内商品のみ、グッズや飲食への利用も可能
- ホテルの場合、現地決済でチェックインや到着の際に提示
この優待を使ってみた記事はこちら。
3:JR九州高速船 株主優待割引券
また、JR九州が運営するJR九州高速船「クイーンビートル」に割引で乗れる優待券も発行されます。
高速船クイーンビートルは国際航路と国内航路がありますが、どちらでも利用可能。
内容は以下の2つの用途に使えますが、どちらか1つだけ。
- 国際航路 福岡ー釜山 1名往復10,000円
- 国内航路(運行時のみ)乗船時、運賃半額割引
福岡ー釜山の国際航路を基本とし、国内航路も利用可能です、という感じ。
ちなみにどの場合もスタンダードクラスでの運賃のみなので、燃油特別付加運賃、港湾税、ビジネスクラス利用時の追加料金は別途支払いが必要です。
利用不可なのは、国際線の場合は年末年始とゴールデンウィーク。こちらは往路と復路のどちらかが該当する場合でも、利用不可です。
去年、国内航路に乗ってみた時の体験記事はこちら。
4:株式上場7周年記念キャンペーン
最後に、JR九州が上場して今年で7周年。
ということで、株式上場7周年記念キャンペーンを開催するとのこと。
条件は2023年3月末時点で100株以上保有している人。JR九州の株主名簿に記載されている人だけが応募条件を持ちます。
商品は以下の通り。
- A賞(7名) 「THE BLOSSOM」ホテル無料宿泊引換券
- B賞(77名) 株式上場7周年記念きっぷ
7日間連続した日付で、特急列車・新幹線を含むJR九州管内の列車に自由に乗車できるきっぷ - C賞(77名) 「JR九州社長トークショー&SL人吉・A列車で行こう貸切ツアー」
- D賞(7777名) 鉄道株主優待券1枚追加プレゼント
ちなみに、応募は応募口数があり、保有状況(保有株数と保有年数によって計算)によって計算されます。
応募は1人1回まで。
応募期限は7月1日から7月21日までです。応募時に株主番号が必要になるので、優待で送られてきた書類の添え状などは取っておきましょう。
応募期間は2023年7月1日~7月21日まで。抽選結果は8月下旬以降に、当選者への発送を持って代えさせていただきます、とのこと。
九州旅客鉄道株式会社・JR九州(9142)の株主優待をもらった感想
ということで、株主優待券をもらいました。わーい!
今年は大きな制度変更
今年一番印象深かったのが、とにかく制度変更したなってことです。
鉄道株主優待券の変更、上場キャンペーンの実施は大きいですね。
使えるお店も増えたり減ったり。グループで使えるのは大きいですね。
「JR九州の優待まだかなぁ」って首をながーくして待ってたので、到着した時はホッとしました。
1ヶ月遅れた程度ではあるし、今年から1ヶ月遅れることは分かってても「まだかなー(人´∀`)」ってなってましたのでこれは嬉しい。
鉄道株主優待券は、個人的には改悪
今回、鉄道株主優待券が大きく変わりましたね。
片道一筆書きでぐるっと一周、ではなく、1日だけ普通・快速列車に乗り放題。
良し悪しは意見が分かれるところかと思います。株ブログやTwitterを見ても、意見は分かれてますよね。
個人的には改悪かな?と思います。
日を跨ぐ利用ができないので、旅行に行って宿泊して観光しよう、とか、いくつかのところを訪れて用事を済ませようとかいう利用ができなくなったのが痛い。
また、特急・新幹線は、別で特急券などが必要になります。前回の優待はすべて通しで計算して半額だったのですけど。
前回の優待を使い切ったあとに「今度優待もらったら九州一周旅行しよー☆」って計画していたので、変更は残念。
おトクを重視するなら、無料で普通・快速電車に1日だけ乗り放題という条件を活かして、朝早くから1日かけてじっくり鉄道旅行するのが良さそう。移動距離を稼ぎたいだけなら、素直に特急や新幹線に乗ったほうがマシですけど。
ということで、どう利用しようか考えます。できるだけオトクな方がいいので、活用するなら鹿児島日帰りかな。
JR九州グループ株主優待券は、相変わらず
JR九州グループ株主優待券は、相変わらず良い感じ。
JR九州が保有している様々な企業の色々なところで使えるのは良いです。
ただ、グループ企業であるパンの「グレンドール」「トランドール」での利用はできなくなりました。
JR九州グループから外れるからです。
なので、ちょっと残念です。旅先で美味しいものを食べたりお土産買ったりするのにも良いので、それらにも使おうかな。
あと、今年の利用可能店舗一覧が見やすくなってましたね。エリア別一覧になってました。
こういう小さな改善には好感が持てます。
●JR九州グループ株主優待券 利用対象施設一覧
https://www.jrkyushu.co.jp/company/ir/stock/shareholder/img/230630_list.pdf
JR九州高速船 株主優待割引券は、例年通りだけど延長なし
高速船クイーンビートルの優待は、例年通りですね。
ただ、去年はこの優待券の有効期限が延長されてましたが、今年は有効期限の延長はありませんでした。
また、国内航路のことについて明確に記載があったのは少し嬉しいかも。国内航路も楽しかったし、パスポートを取る必要もなくクイーンビートルに乗れるのは嬉しい限り。
ちなみに、現在は国際航路のみが運行しています。国内航路で船に乗ったのが楽しかったので、国内航路の運行再開も楽しみにしてるんですけど、期待薄かな。
株式上場7周年記念キャンペーンは、当たるかどうか
株式上場7周年記念キャンペーンに関しては、かなり魅力的だなと思いました。こういうの好きなので好感。
ただ「社長トークショー」にはちょっと笑いました。A列車とSL人吉に乗れるのは嬉しいですけど、社長トークショー……。
懸念は応募口数の計算方法かな。
私は去年は特定口座で200株保有してたけどそれを売って、今年に入って100株をNISA口座で買い直しました。なので、たぶん応募口数は1口なんだろうなって思います。
特定・NISAで保有している期間を通算したら3年ほどあるんですけど、口座を変えたから通算はされなさそう。
九州旅客鉄道株式会社・JR九州(9142)はこれから買い? この株に対する感想・雑感
優待の内容は充実、配当もそこそこ。優待は活用させていただいているので、本当に言うことがないですね。
株主優待券のあれこれが変更されたので、それはそれで良し悪しあるでしょう。個人的にはちょっとなと思うのですが、人によっては好印象なんでしょうし。
企業の方針としては、なんだかなと思うのは相変わらずです。
株を買って企業を応援するにしては、メインとなる鉄道事業の様子はなんとも。株主総会でも鉄道事業に関する質問がかなり多かったので、鉄道事業のサービス面の改善が大事なのかなと思います。ただサービスを充実させると、今度は経費がかかって採算が取れなくなるっぽい。
一方で不動産事業が好調で、収益のメインはそちら。また海外にも事業を展開しており、幅広くやってるなーって感じはありますね。
飲食関連はいくつか行きましたが、わりと美味しいお店が多くハズレ無しなイメージです。自社で食料品の生産もしているようですが、新鮮なお野菜やたまごを作ってたり楽しめるのはいいね(≧∇≦)b
優待狙いや配当狙い、またインバウンド需要や観光需要回復などを狙って買う感じです。あるいは鉄ヲタだったり、九州の成長に期待する人向けというか。
株価はこんな感じ。
株価を見る限りでは、まだコロナ禍前のような感じではありません。3000-3800円程度だった頃からすればまだ低いのですけれど、それでも2020年の急落、そしてその後の回復で少しずつ上昇してきていますね。
上値を試すならそれはそれでありかもしれませんが、今のところはまだまだかなって感じ。
3000円を切るシーンはまた訪れそうなので、できればその時に追加で買いたいなと思っています。個人的には買い足したい銘柄です。1日乗車券が1枚だけでは物足りないので。