ポンッと上がった週☆一週間のトレード日記と来週の予定(希望)
今週もお疲れさまでした。95回めの投資日記です。
今週は旅行行ってきました。おかげでほぼチャートを見ることもニュースを見ることもありませんでした。なんだかスッキリ。
日経平均&全体的な感想:好調がしっかり、な週
今週の日経平均は、26816円が最高値で、最安値が25748円という、1100円くらいの値動き幅。
これはこの数週を考えると大きい値幅。
週間チャートの形:噴火
週間チャートの形的には、中央が盛り上がっている感じ。
水曜後場は大盛りあがりで、その後も調子の良さをキープしているのが嬉しい。
週間の日経平均の動き:日本の材料で日本に影響
日付 | 始値 | 最高値 | 最安値 | 終値 |
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1/16(月) | 25836 | 25938 | 25748 | 25822 |
先週金曜日の終値は26119円。 それから150円ほど下がってのスタートなので、ボーッとしているのかも。 |
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1/17(火) | 25915 | 26198 | 25895 | 26138 |
じわっと上がり。日銀会合がなんかうまくいくかも、って期待。 | ||||
1/18(水) | 26251 | 26816 | 26211 | 26791 |
政策金利の傾向で、かなり上がりました。なにか売れるかなーと思ったら何も売れなかったけど、まあいいか。ゴン上げですね。ちなみにこの日の最高値が、週間の最高値です。 | ||||
1/19(木) | 26541 | 26592 | 26368 | 26405 |
前日の好調っぷりの反動安。とはいえ、それなりに下がったかなぁって感じです。26400円台キープをしていてヨシ。 | ||||
1/20(金) | 26346 | 26553 | 26320 | 26553 |
この日も上がりました。ということは、そんなに日本市場を悲観しなくてもいいのかもしれませんね。 |
金利と黒田総裁のおかげで水曜日の上げが一番印象的ですね。
週間の感想:日本の事情で日本が動く
今週は、日本マーケットは日本の事情で動いた感じが強いですね。こういう、日本由来の材料で動く時期ってなかなかないので、かなり珍しいなと思いました。
黒田総裁の記者会見をチラッと聞いたのですが、なんとなく禅問答を耳にしているような気がしました。
今週の株日記:日本市場と個別要素でプラス
今週は、日本市場の材料と、個別企業が上がる要素を出してくれたので、おかげでプラスになりました。
今週の売買:何もしません。
今週の売買は、何もせずにただポートフォリオを眺めるだけでした。売りもせず買いもせず。
保有銘柄の傾向:材料出したところは強い。
個人的な保有銘柄としては、まず全体的に上がり調子でしたね。好調さがポートフォリオ全体に及び、含み損がしっかり消えていきます。
全体的な傾向でいえば、旅行系が強いですね。空運・陸運は先週は不調気味だったのですが、今週は好調でした。旅行需要回復と、外国人訪日客が増えたとの報道で、より注目されたようです。
先週、陸運の会社を買っておいて正解でした。おかげでしっかりしたものです。
また、保有している日経225採用銘柄が好調。
薬品や小売・サービスなどで日経225採用銘柄をいくつか持っていますが、どれもなんだか好調でした。これらは日本株見直しの動きなのでしょうか。謎。
先週まで好調だった銀行系が週前半は不調だったのですが、週後半からは好調に戻りました。
ちなみに個別材料としては某ミドリムシ銘柄が資金調達をしたとのことで、マーケットに注目されてました。また、ちょっと前に優待を発表した不動産銘柄もしっかり上がりました。
特にこの銘柄が不調というのはなかったのですが、パッとしなかったのは情報通信系や中小株ですかね。いろいろな企業が上がっていたので、あまり動かない銘柄が相対的に地味に見えました。
その他の感想:ジョンソン&ジョンソン(JNJ)の株式分割・スピンオフについて
今週意識したのはビットコインなのですが、それよりジョンソン&ジョンソンの情報が出揃った感がありますので、そちらに触れようかな。
ジョンソン&ジョンソンの株式分割、そろそろ動き始めるのかもしれませんね。
4日、上場計画を提出
J&J、コンシューマーヘルス事業の分離・上場計画を当局に提出(ブルームバーグ)
新しい企業の名前は『ケンビュー』とのこと。コードはKVUEとなり、NYSEに上場するとのことです。
コンシューマーヘルス事業をスピンオフするとのことなので、ヘルスケア製品ががケンビューからでるようになるのだそう。以下は一例です。
- マウスウォッシュ『リステリン』
- 解熱鎮痛剤『タイレノール』
- スキンケアブランド『ニュートロジーナ』『ドクターシーラボ』
見事に知ってるやつばっかり。
スピンオフ後の企業のIPOは、ゴールドマン・サックスとJPモルガン・チェースが主幹事とのこと。
今年中に終わるかな
ちなみに去年の11月時点で「18-24か月以内のスピンオフ完了を目指す」としています。
米J&Jが会社2分割計画、消費者ヘルス事業を分離上場へ(ロイター通信)
なので、今年中に終わらない場合もあるかも。報道によっては「23年度中」との報道もあるので、どんなに遅くても来年には終わる、と考えてよいのでしょう。
消費者向け製品のスピンオフなどは前から株主から言われていたようです。利益率が高い医薬品に投資を集中させるため、利益率が低い消費者向け製品は別の企業で集約して成長させるため、とのこと。
個人的な感想
いち消費者としての懸念事項は、綿棒ですかね。ジョンソン&ジョンソンの綿棒は企業ロゴが入っていて、一時期レトロブームで「カワイイ!」と注目されたことがあるのです。
あの企業ロゴも、スピンオフ後は「KENVUE」になるのでしょうか。なんか雰囲気変わるな。
2021年からは綿棒の軸のプリントが無くなっている(原材料供給不安による、仕様変更)商品も出回りました。なので、個人向けヘルスケア事業は不安定なのかも。
そもそも個人向けヘルスケアより医薬品関連のほうが利益率が高いということなので、しっかり成長させてくれれば。
来週は:春節と海外に目を向けて
来週は、海外に目を向ける週になるかな、って思います。
マーケットの動向や注目の発表:印象深い春節
来週のマーケットの動向では、春節が印象深いかな。
日本市場の動向:政治が気になる頃
日本市場の来週は、政治が気になるかな。
注目している統計・発表・動向としては。
- 23日月曜日:日銀・金融政策決定会合議事要旨
- 23日月曜日:通常国会召集、施政方針演説
- 24日火曜日:22年、12月全国百貨店売上高
- 25日水曜日:22年、12月スーパー売上高
- 25日水曜日:22年、12月外食売上高
- 26日木曜日:日銀政策金利決定会合の「主な意見」(1月17日、18日)
- 27日金曜日:権利付き最終売買日
- 27日金曜日:1月東京都区部CPI
日本の動きは政治でどういう動きが出るかが気がかりですが、一方で26日の「主な意見」も気になるところですね。
また、小売系のデータが多く出る週でもあり、百貨店・スーパー・外食産業の売上高も出ます。22年という去年の総括と、12月の売上高ですね。
そして権利付き最終売買日が27日。金曜日で週末ということもあって、来週の動向次第ではかなり大きく上がるかな、とちょっと期待しています。
マーケットとは関係が薄そうな出来事としては、24日火曜日に気象庁から三ヶ月予報があります。これは向こう三ヶ月の気象予報で、暑さ寒さや雨・雪の頻度などの予報です。寒さが長引くと、何か影響があるかも。
また、この時期はウィンタースポーツの大会が多々行われています。ボブスレー、スキー、カーリングなどなど。
米国・世界の動向:春節でお休み
米国・世界の動きであれば、アジアマーケットは春節でお休みが多く、動きが鈍いかも。
気になっている統計・発表・動向は。
- 23日月曜日:中国、シンガポール、台湾、韓国休場
- 23日月曜日:ユーロ圏1月消費者信頼感指数
- 24日火曜日:中国、香港、シンガポール、韓国休場
- 24日火曜日:アメリカ、フランス、ドイツ、イギリス、ユーロ圏1月PMI
- 25日水曜日:中国、香港休場
- 25日水曜日:カナダ銀行政策金利
- 25日水曜日:ニュージーランド12月CPI
- 26日木曜日:中国、インド、オーストラリア休場
- 26日木曜日:南アフリカ準備銀行政策金利
- 26日木曜日:アメリカ10-12月GDP
- 26日木曜日:アメリカ12月新築住宅販売指数
- 27日金曜日:中国休場
- 27日金曜日:アメリカ12月個人支出(PCEデフレーター)
中国は一週間ずっとおやすみ、香港は25日まで、シンガポールと韓国は24日まで。逆にアジア圏なのに日本が全く関係ない。
マーケットと関係は薄そうだけど何かありそうなこととしては、28日土曜日はアメリカ前大統領トランプ氏の大規模選挙集会とのこと。