下がりすぎで差がありすぎ、な週☆一週間のトレード日記と来週の予定(希望)
今週もお疲れさまでした。171回めの投資日記です。
山笠も終わり、子供たちは週末から夏休みのよう。袈裟姿のお坊さんを見かけたり、家で育ててるミニトマトの葉にトンボがとまったり。どこ見ても夏ですね。あつい。
日経平均&全体的な感想:ぼーらく
今週は、暴落週でした。
週間チャートの形:下げ
チャートの形は、しっかり下がる週です。あーあ。
週前半も様子見ムードはありましたけれど、木曜日くらいからさらにしっかり下がりました。4万円台を割るシーンも。
週間の日経平均の動き:なんとか40000円台
日付 | 始値 | 最高値 | 最安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
7/15(月) | – | – | – | – |
先週末の終値は41190円。この日は海の日で休場。 | ||||
7/16(火) | 41366 | 41520 | 41220 | 41275 |
この日の最高値が週間の最高値。上がりそうで上がらない。 | ||||
7/17(水) | 41416 | 41466 | 41054 | 41097 |
41000円台の攻防。 | ||||
7/18(木) | 40521 | 40587 | 40104 | 40126 |
かなり下がる日。偉い人の発言で暴落する、不安定さを噛みしめるような日。 | ||||
7/19(金) | 39965 | 40212 | 39824 | 40063 |
この日の最安値が週間の最安値。なんとか4万円台はキープしたいというマーケットの期待もおりこんだような動き。 |
週間の感想:日本株にトランプ氏の圧
今週の日経平均は、41520円が最高値で、最安値が39824円の、1700円くらいの値動きでした。
トランプ大統領候補の「ドル高は大きな問題」発言や、水曜日夜の半導体規制への警戒感から、木曜日は半導体銘柄を中心に暴落。金曜日はそれを取り戻すかと思ったら、そうでもなく。円高ドル安もあり、すごく大きな下がりっぷりです。
今週はディスコやTSMC決算などがあって、半導体は大いに盛り上がる週かと思っていましたが、まさかの。
今週の株日記:あれ?連動しないぞ?
今週は、日経平均こそひどかったものの、保有株的には大したことはありませんでした。
今週の売買:なし!
今週は、何もありません。
保有銘柄の傾向:あえて上がる謎
個人的な保有銘柄の傾向は、なぜか今週、含み損が消えていきました。あれ??
今週、上昇したのは、新興市場、銀行、小売、陸運。
新興市場は、週間ではずーっとトレンド。いくつかグロース系銘柄を持っていますが、そういう銘柄がすべて上昇傾向でした。
銀行は、もしトラ期待でしょうか。
小売は、景気改善なのか何なのか。百貨店関連ではないのでインバウンドとは言わないだろうし。
陸運は、よくわからない。わからないけど景気が良い。
下げは、電子機器、衣類。
電子機器は、半導体関連のなんやかんやで見放され落ち。
衣類は、悪い決算が出たので。
今週は日経平均やTOPIXこそしっかり上昇するものの、連動していたのはどうやら寄与度の高い大きな株、半導体関連など。
私の保有株の中にそういった銘柄はないので、意外と上がらなかったし下がらなかった。
金曜日にグロース銘柄が上昇したり、日経平均が暴落してベアが上昇したりしたので、むしろそっちのほうが含み損が減って楽しいくらいでもあり、不思議な週だなと思ってしまいます。
その他の感想:おかえり1000万円/1btc
今週、ビットコインがまた1000万円台に乗せました。ゴールドも最高値更新。
イーサリアムETFの見通しも出ましたね。
金は17日火曜日に13879円/gを突破。
相変わらずきれいに上昇しているグラフですね。
そういえばアメリカで金本位制の復活が言われているようです。
そうなると、金の流通量が下がり、また金の価格が上昇する可能性が高くなるそう。脱米ドル対策とはいえ、まだ上がるの!? とも思いました。
ビットコインはこんな感じ。
ビットコインもトランプ氏の影響が。
週前半にビットコインカンファレンスに参加してビットコインについて支援傾向を明確にしただけのことはあって上昇しています。また、ビットコインや暗号資産に対しては親和性のありそうなことばっかりやってます。
前はビットコイン嫌いおじさんだったのに、人って変わるもんですね。
副大統領候補のバンス氏も仮想通貨肯定派。
ただし、財務長官に仮想通貨否定派のダイモン氏を起用する方針、とのこと。
仮想通貨に対するスタンスは、トランプ大統領になるとかなり親和性が高いものになりそうですね。
で、イーサリアムはこんな感じ。
イーサリアムはもっと盛り上がるかな、と思ったら意外と穏やかですね。
というのも、イーサリアムETF上場の見通しが報道されました。
イーサリアム現物ETF、23日に米国で取引開始か=報道(Coinpost)
https://coinpost.jp/?p=545001
仮想通貨は穏やかな上げ基調なので、それも期待したいところです。
一方でビットコインの動きをそのままトレースするとしたら。ビットコインETF上場が決まった後、しばらくしてから熱が冷めたように下がったので、それが気がかりといえば気がかり。
来週は:都区部CPI、アメリカGDP&PCE、世界的に政策金利
来週は、日本は少し決算週。世界的に見たらかなり強い決算週と、世界的に政策金利の週です。
日本市場の動向:プレ決算週、3か月予報、7月東京都区部CPI
注目している統計・発表・動向としては。
- 22日月曜日
- 決算:1件
- 二十四節気の『大暑(たいしょ)』
- ナッツの日
- 23日火曜日(大安)
- 日銀:基調的なインフレ率を補足するための指標
- 気象庁:3か月予報
- 決算:6件(ニデック、三菱自動車工業、コメリ)
- 24日水曜日
- 決算:14件(オービック、キヤノン電子、キヤノンマーケティングジャパン、ジャフコグループ)
- 土用の丑の日
- 天神祭り(25日まで)
- かき氷の日
- 25日木曜日(寅の日)
- 決算:33件(野村不動産HD、野村総合研究所、中外製薬、SBIグローバルアセットマネジメント、ルネサスエレクトロニクス、FDK、日産自動車、日野自動車、キヤノン、信越ポリマー)
- 26日金曜日
- 7月東京都区部CPI
- 5月景気先行指数・景気一致指数、改定値
- 決算:60件(バリューコマース、信越化学、キーエンス、SCREENホールディングス、マネックスグループ、帝国ホテル)
- 27日土曜日
- とくになし
- 28日日曜日(天一天上・巳の日)
- とくになし
決算週の前哨戦みたいな感じ。本格的に件数が増えるのは来週から再来週にかけてなのですが、話題の半導体だったり、自動車メーカーだったり、重要そうな企業の決算も先にかなり出ます。
そして東京都区部の7月CPI、気象庁の3か月予報など。
少し先の話になりますけれど、再来週の29日月曜日は権利付き最終売買日で、なおかつ年に何回かの大変に金運がいい日です。その次の日から日銀金融政策決定会合とFOMCが同時に行われるので、とても材料が大きい週となるでしょう。
再来週への備えを来週の間に進めておくのも手かもしれません。
米国・世界の動向:決算&政策金利、イーサリアムETF開始?、欧米PMI速報値、アメリカGDP速報値、PCEデフレーター速報値
気になっている統計・発表・動向は。
- 22日月曜日
- 政策金利:中国(最優遇貸出金利)
- ニュージーランド:6月貿易収支
- 香港:6月CPI
- 決算:ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(マレーシア)、ベライゾン(アメリカ)
- WTO一般理事会(23日まで)
- 核拡散禁止条約再検討会議準備委員会(8月2日まで)
- アメリカ大統領警護隊のチートル長官が下院監視・説明責任委員会で証言
- フィリピン大統領所信表明演説
- 23日火曜日
- 政策金利:トルコ
- シンガポール:6月CPI
- ユーロ:7月消費者信頼感
- アメリカ:7月リッチモンド連銀製造業指数、6月中古住宅販売指数、2023年直接投資統計発表
- 決算:フリーポート・マクモラン、ゼネラルモーターズ、アルファベットクラスA、インベスコ、コカ・コーラ、ムーディーズ、MSCI、フィリップモリス、スポティファイ・テクノロジー、テスラ、ビザ ※各種投資会社などが多め
- イーサリアム現物ETF、アメリカ市場で取引開始か
- 24日水曜日
- 政策金利:カナダ
- 7月製造業・サービス業PMI速報値:フランス、ドイツ、ユーロ、イギリス、アメリカ
- 南アフリカ:6月CPI
- アメリカ:6月新築住宅販売件数、7月総合PMI
- 決算:フォード・モーター、IBM、AT&T
- イスラエル首相、米議会演説
- 25日木曜日
- アメリカ:4‐6月期GDP速報値、4‐6月期GDP個人消費速報値、4‐6月期コアPCE速報値、先週分新規失業保険申請件数、6月耐久財受注
- ドイツ:7月IFO企業景況感指数
- 決算:ダウ・インク、ナスダック、ニューヨーク・コミュニティ・バンコープ
- G20財務相・中央銀行総裁会議(26日まで)
- 26日金曜日
- 政策金利:ロシア
- アメリカ:6月個人消費支出(PCEデフレーター)、7月ミシガン大学消費者態度指数・確報値
- ロシア:中央銀行理事会
- 決算:スリーエム、ウィズダムツリー
- パリ・オリンピック開会式(現地時間夜7時30分から、日本時間では27日深夜2時30分から)
- 27日土曜日
- とくになし
- 28日日曜日
- ベネズエラ大統領選
意識するのはアメリカの4‐6月期GDP、6月個人消費支出、中国・ロシア・カナダ・トルコの政策金利。
FOMC前だからなのか、世界的に政策金利もそろうしアメリカの大きな経済指標も出るし、で、かなり大きく動く週って思います。
そして各企業の決算も出ますね。今週は割と銀行や金融系が多いような印象も持ちました。
重要そうなのは23日で、アルファベットクラスA、テスラ、など。
イーサリアムETFがアメリカで取り扱い開始されるのでは、というのも今週は大きな材料ですね。
パリ・オリンピックの開会式は、日本時間であれば金曜日の深夜から早朝にかけて。テレビ中継もあります。
やりたいこと:お、夏枯れ相場来るの?(^ω^)
今週、日経の暴落に自分のポートフォリオ上の含み損はたいして減らず増えず、で、それなりの動きでした。半導体関連を持っていないので連動がないというだけの話ですけど、耐えてるってだけでも十分評価できます。
来週はそんなんよりパリ五輪の中継だったり、イーサリアムETF上場だったりと、そちらのほうが気になります。
日本平均先物がすでに39590円なので、来週も下がりスタートは意識してしまいます。
アメリカ市場も主要三指数は不調ですし。
とはいえ、見ようによってはチャンスかも。7月・8月の権利取得をしたい人にとっては買い場かもしれません。
私のポートフォリオで個別株が連動しなかったのと同様に、目をつけていた優待株・配当株もなかなか下がってないので、買い時はまだ先かも? 夏枯れ相場の枯れ切ったあたりを狙うならまだまだ。
ちなみに、インデックス投資家に人気の投資信託も急激な下落が話題になっていました。なので、あえてこの夏からNISAを始めるって人、投資信託をまとめ買いする人にもチャンスが訪れるかもしれませんね。
個人的には様子を見ながら、火曜日くらいに買い足してもいいかなって気がしてきました。焦らず、少しずつ。