植田総裁おひさ!な週☆一週間のトレード日記と来週の予定(希望)
今週もお疲れさまでした。155回めの投資日記です。
東京都などで麻しんの感染が確認されたそう。怖くなって、風しん・麻しんのワクチンを接種しようと近所の内科へ電話したら「麻疹ワクチン、メーカーが製造停止してて入荷がないんです」と断られました。別の病院で打ちましたけど、大変だなあ(;´Д`)
日経平均&全体的な感想:週前半と後半の雰囲気が変わる週
今週は、前半と後半でかなり雰囲気が違いました。
植田総裁の匂わせ力に感心し、日本の株価上昇にときめく週でした。マーケットはちゃんと嗅ぎましたね。
週間チャートの形:様子見のあとに上昇
チャートの形は、なだらかな上昇に見える。
今週は水曜日が休場だったため、上の画像は先週の金曜日の分が含まれています。
前半はいかにも様子見な感じ。後半はいかにも大盛りあがりな感じ。週間という長い目で見れば、なだらかな上昇に見えますね。
週間の日経平均の動き:上昇&上昇
日付 | 始値 | 最高値 | 最安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
3/18(月) | 38960 | 39769 | 38935 | 39740 |
先週末の終値は38707円。 | ||||
3/19(火) | 39622 | 39958 | 40003 | 40003 |
お久しぶりの4万円台。 | ||||
3/20(水) | – | – | – | – |
この日は春分の日でお休み。 | ||||
3/21(木) | 40511 | 40823 | 40452 | 40815 |
FOMCも通過してようやく上昇。いきなり安定して大台に乗せてきた!って感じです。 | ||||
3/22(金) | 40942 | 41087 | 40714 | 40888 |
この日の始値・高値・終値はそれぞれ週間の最高値。終値が日経平均高値更新! |
週間の感想:匂わせお上手&大盛りあがり
今週の日経平均は、41087円が最高値で、最安値が38935円という、2100円くらいの値動き幅。
今週は値動き幅も大きい週でした。
先週から日銀の利上げ報道がありました。
それを見聞きして、個人投資家や経済評論家のみなさんが「なんでこっちで先に発表するんだよ」って不満げなのが印象的。
とはいえそれを見越した売買がなされたのかな、という気がします。
そして利上げ後の会見で質疑応答をこなしていたら、日経先物が下落し、不安視されていました。
だけど、意外と週後半は耐えた。
そして週後半になって日経平均4万円突破、さらに4万1千円台突破おめでとう!!ヽ(=´▽`=)ノという、なんとも大きな動きとなりました。
ようやく未知の大台に乗って、マーケットの雰囲気が良い感じ。含み益マシマシさんや億り人になりそうな人も増えているのではないかな。
それにしても、植田総裁はプロ彼女にはなれないタイプだと思う。匂わせたら嗅いじゃう人が絶対にいるから。
その一方でマーケットとの対話という意味では嗅がせるのがお上手なのは良いですね。匂わせた段階で嗅げますから。
ただ、新聞社や通信社の願望や妄想なのか、嗅ぎ分けるコツが必要になるのかも。日本市場、またヒトクセありそうな感じになるのでしょうか。いやーね。
今週の株日記:寝てるだけでお金が増え……てない!
今週は、日経平均は盛り上がったけど、私の持ち株たちは大したこと無かった。
今週の売買:見込んだ甲斐があった
今週は、日経ベアを少し買い、ある銘柄を売ったり買ったり。
というのも、場中にある銘柄が急騰しまして。これは一体、と確認してみたら国の機関に採用されたとのIR。さらに日経平均の上昇やマーケットの雰囲気も支えになったのか、上昇幅も大きくて。
面白いので合間に売ったり買ったりしてました。
これは多分来週も盛り上がるかな。
ちょっと前に見込んで買い足したのが良い影響をもたらしてくれそうです。どこまで上がるか。
保有銘柄の傾向:やっぱり権利取り
個人的な保有銘柄の傾向は、権利取りを意識することばかりでした。
今週、上昇したのは、銀行、宝飾、陸運、衣料、卸売、食品、機械。
銀行、宝飾、陸運、衣料、卸売は、このところ上昇です。優待や配当が良い銘柄はやっぱり今の段階で買われるよね、って感じ。特に陸運が伸びた。
食品は、いまいち良くわからない。何故か調子が良いです。
機械は、国からの受注を受けたとかで急騰。「今週の売買」で触れた銘柄です。
下げは、特になし。
微下げ銘柄はいくつかありますが、印象的なことや極端な下げはありませんでした。
今週は、権利取得のためと植田総裁のあれこれで上がりました。また、保有銘柄が保有銘柄独自の材料のおかげでも上がってくれました。
相変わらず権利落ちは怖いけど、頑張ろっと。
その他の感想:GPIF、金もビットコインもやりたいらしいよ。
今週、金やビットコインを取り巻く情報について、ちょっとびっくりすることが流れてきました。
GPIF、投資範囲広げたいっぽい(・∀・)
GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が「金とかビットコインとか始めよっかなー。どう?」って思ってるらしいです。
まじかよ(笑)って思ったのでGPIFのサイトを訪問したら、情報提供を求めるRFIが出てました。
低流動性資産等に関する情報提供依頼(GPIF公式サイト・PDF)
https://www.gpif.go.jp/info/20240319_RFI_J_2.pdf
はぁー。ほんとに。
とうとう日本の公的運用機関がビットコインとか金とか投資対象に選ぶつもりとは……。
これはビットコインに対しても金に対しても大きくプラスになる情報……とは思うんですが。
GPIFって株や債券なんかの投資商品として安定しているというか、一定の評価を得ている投資先のみに投資する機関だと思っていました。
また、株と債券でできた投資信託への影響も気になります。
「この投資信託は年金を運用してるとこ(GPIFのことですね)と全く同じ投資先です。安定と成長を狙える手堅い投資信託なんですよ」
って投資信託の紹介を目にしたことがあるんですよね。しかも、ちょっとだけ持ってるという(笑)
GPIFの投資先が変わることでこういった前提が崩れるかもしれないので、投資信託の案内文や勧誘も変わるのかもしれませんね。
(余談ですが、日銀の総裁も「植田」さんで、GPIFのCIOも「植田」さん。苗字が同じですね。植田マーケットくる?(゜∀。)ナンテナ)
金:毎日毎日、高値更新
金は年明けから絶好調な印象しかありません。
田中貴金属の月間の価格推移はこちら。
ここ数週間、というかほぼ一ヶ月、金は強いです。
最高値は21日木曜日の11752円。強い。強いよゴールド。
じゃあプラチナはどうなの? ってなったら、ちょっと動きが荒れていて。
貴金属は金だけが全勝っていう感じかと思ったら、プラチナも一応あげてる。上げてるけどなんだかギザギザで不安定。
金が割高水準だからプラチナに、という流れなのでしょうか?
最近、百貨店でプラチナのリングを見せてもらって。「お客様はプラチナがお似合いですね!」とおだてていただいたのが印象的。プラチナなら……今は買い時なのかな?
ちなみにそのブランドの店員さんに「3月末で価格が再度改定されて高くなります。お早めにお買い求めください!」とモーレツに押されました。商売上手!(;´∀`)
ビットコイン:あやしい1000万円台
ビットコインは一時期不安定な感じもありました。
一時期1000万円台をわり、900万円台をつけるようになりました。なので「ああここまでか」みたいな感じがありましたが、気がついたらまた1000万円台に戻ったり900万円になったり。
なので1000万円台をどのくらいキープできるかな。もちろん上に行ってくれたら大歓迎。
実はコツコツつみたてていたビットコインがそろそろトリプルバガー達成するんですよ。夢が続けばいいなぁ(人´∀`)☆
来週は:3月終わりです
来週は、どこもかしこも材料多め。
日本市場の動向:日銀のアレコレは続く
注目している統計・発表・動向としては。
- 25日月曜日(満月・大安)
- 日銀金融政策決定会合・議事要旨公表(1月分)
- 1月景気先行指数・景気一致指数
- 2月スーパー・全国百貨店売上高
- 半影月食
- 電気記念日
- 26日火曜日
- とくになし
- 27日水曜日(一粒万倍日、不成就日)
- 3月の権利付き最終売買日
- さくらの日
- 28日木曜日
- 権利落ち日
- 日銀金融政策決定会合の「主な意見」の公表(18・19日分)
- 29日金曜日
- 3月東京都区部CPI
- 2月鉱工業生産
- 2月失業率
- プロ野球開幕
- 30日土曜日(天一天上・巳の日)
- とくになし
- 31日日曜日(大安)
- 年度末・会計年度末
権利付き・権利落ちはあまりに大きいのですが、それ以外にも日銀の1月議事要旨と3月「主な意見」が出ます。まだ日銀のアレコレが続くわけですね。
そういえば暦を見ていたら農事の欄に「春の入り」という行事(?)がありました。27日から、暦の上では春なんだそうです。
再来週は週が明けたとたん4月スタート。週明けで4月が始まるのはキリが良いし、気分もリフレッシュ?(できたらいいですね。私は花粉症でしんどい)
米国・世界の動向:いろいろ
米国・世界の動きであれば、米国の10-12月GDPかな。
気になっている統計・発表・動向は。
- 25日月曜日
- 休場:インド
- アメリカ:2月新築住宅販売件数
- 南アフリカ:1-3月南アフリカ経済研究所 消費者信頼感指数
- シンガポール:2月CPI
- 26日火曜日
- アメリカ:3月消費者信頼感指数、2月耐久財受注、3月リッチモンド連銀製造業指数
- 気候ハイレベル会合(ブリュッセル)
- ボアオ・アジアフォーラム年次総会(29日まで)
- 27日水曜日
- 政策金利:南アフリカ、スウェーデン
- オーストラリア:2月CPI
- ユーロ:3月消費者信頼感確定値、3月経済信頼感
- ニューヨーク国際自動車ショー報道公開(28日まで)
- 28日木曜日
- 休場:ノルウェー、メキシコ
- イギリス:10-12月GDP
- カナダ:1月GDP
- アメリカ:10-12月GDP確定値、10-12月コアPCE確定値、3月シカゴ購買部協会景気指数、3月ミシガン大学消費者態度指数
- ドイツ:3月失業者・失業率
- 大リーグ開幕
- 29日金曜日
- 休場:オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、香港、ドイツ、スイス、フランス、イギリス、カナダ、アメリカ、南アフリカ、インド、ブラジル、ノルウェー、スウェーデン、メキシコ
- アメリカ:2月個人支出・PCE・PCEデフレーター
- フランス:3月CPI
- 南アフリカ:2月貿易収支
- ニューヨーク国際自動車ショー一般公開(4月7日まで)
- CIS経済理事会、第15回国際経済フォーラム
- 30日土曜日
- アメリカ:予備選挙(民主党:ノースダコタ州)
- 31日日曜日
- 中国:3月PMI
- トルコ:統一地方選挙
- 欧州夏時間入り
- アメリカ:通商代表部2024年外国貿易障壁報告書・提出期限
- イースター
なんか、ここ数週間話題になったものがぎゅっと詰まってるような気もします。米国の選挙もあり、トルコの統一地方選挙、ニューヨークは自動車ショー、大リーグ開幕などなど。
ちなみに29日はグッドフライデーで世界的にも休場です。春先の過ごしやすい時期に連休があるのはいい感じですね。
やりたいこと:権利取りができればいいけどさー。
今週、日銀金融政策決定会合という、特大イベントを通過しました。植田総裁の匂わせがお上手だったので警戒したけど大きくは荒れなかったですね。平穏と調和を大事にする日本人らしい印象。
個人的には、権利取りどーしよっかなーって感じ。
欲しい銘柄はこのところのマーケットの好調さに押されて高くなっています。去年までだれも見向きもしなかった銘柄なのに、年が明けてから上がってきてなかなか手が出せない感じすらある(; ・`д・´)
一方、個人的に楽しみなのは、急騰した銘柄。
週後半に思いっきり上がってくれた銘柄の盛り上がりはどこまで続くかな。いわゆる新興技術系の会社というか、先端技術的な感じなのが盛り上がる余地を残していて期待値も高い銘柄です。
ぜひぜひ盛り上がってほしい(*´艸`*)
↓以下愚痴
最近つくづく思うのですけれど、投資の「一般常識」みたいなものが通じなくなってきてるなーって思ってます。
例えば世界不安の時は、金が値上がりしてビットコインなどの投機的な資産は下がると言われるじゃないですか。
だけど金は上昇、ビットコインも(一段落した感はあれど)上昇。
あと、今週は利上げが発表されましたね。
利上げすると言われるのは「不動産株は下がる」「含めてREITも下がりがち」と。だけど実際は不動産系の銘柄やREIT指数は上昇。
また、一般的には「金利が上がると株価は下がる」と言われてきました。
だけど金利上がったけど株価も上がったんですよね、今週は。
マーケットの動きとこれまで言われていた定石や常識、言い伝えのようなものが一切通用しない。不思議な世界になっているように思います。
もちろん、これまでの学びや様々な人達の考えを否定するつもりはサラサラありません。
ただ、これまでの知識・常識とされてきた動きとはぜんぜん違う流れをマーケットやチャートが表現しており、それにとても戸惑ってしまうのです。
どれだけ学んで知識を蓄えたり理論を仕込んでもそれが通じないなら、投資のお勉強とか意味ないんじゃないかなー、なんて無力感を覚える時も。
かといって知識も技術も身に着けず、新しい学びも知識も仕入れないまま、マーケットに挑むなんて丸腰過ぎて不安でしかない。
てなわけで知識や技術は相変わらず追います。
追いますけど、正直これからどうなるのか気がかりです。(◎_◎;)