荒れる週☆一週間のトレード日記と来週の予定(希望)
今週もお疲れさまでした。131回めの投資日記です。
週前半に風邪を引きました。いきなり冷えた。さっっっむ。
日経平均&全体的な感想:荒れている週
今週の日経平均は、32401円が最高値で、最安値が30487円という、2000円くらいの値動き幅。
キョーレツな下げです。調子が悪い週です。
週間チャートの形:下がり調子
チャートの形は、下がり調子。
今週は週半ばの強烈な下げがすさまじかったですね。これはひどい。
週間の日経平均の動き:上がる日と下がる日
日付 | 始値 | 最高値 | 最安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
10/2(月) | 32101 | 32401 | 31759 | 31759 |
先週金曜日の終値は31857円。この日の始値・高値・終値はそれぞれ週間の最高値です。 | ||||
10/3(火) | 31607 | 31607 | 31157 | 31237 |
下落幅が広がった日。 | ||||
10/4(水) | 30765 | 30830 | 30487 | 30526 |
下落幅が更に広がった日。総悲観。この日の安値が週間の最安値です。 | ||||
10/5(木) | 30733 | 31083 | 30565 | 31075 |
若干戻った日。 | ||||
10/6(金) | 31003 | 31160 | 30928 | 30994 |
少し持ち直してきた日。 |
週間の感想:厳しい
今週は、とりわけ厳しい週でした。
週の始まりは32000円台だったのに、31000円台もあっさり割り込んで、結局かなり低いところでとどまりました。ギリギリ31000円台に近い回復は見せて終了。
下落の反動で上昇もありますけど、それでも下落の酷さを補うようなものではありません。
アメリカの議会の問題とか、円安とか言われてますけど、日本国内で大きな問題があるとすれば為替。ただそれ以外は完璧に外部要因です。
今週の株日記:ベア利確ヽ(`▽´)/
今週は、余剰資金が増えた週でした。
今週の売買:材料豊富
今週は、ずっと保有していた銘柄が材料を出して大きく上昇してくれたので利確売しました。
また、ベアが大きく上昇したのでこれまでチマチマ買い足していたうちの一部を利確売り。
上昇した日はベアを買い足しましたが、そんなに大きな買い足しって感じはなく。
保有銘柄の傾向:好調な銘柄は少ない
個人的な保有銘柄の傾向は、不調。
今週、上昇したのは情報通信、サービス。
情報通信、サービスはどちらも材料が出たのでこの不調に逆行高でポーンと上がりました。このうち、情報通信の方は含み益が多く出たので利確。
下げはほぼすべての銘柄。
外部要因とはいえ、どれも不調。戻りがしっかりあるのは食品、空運。サービスは下がったあとに戻りが地味。
また、権利落ちなども絡んでひどかったのが保険。暴落に近い落ち方でした。
下落に引きずられたものの、一部銘柄は上昇してくれたので良しとしよう、という感じです。確定益が出ていなければ多分もっと動揺していましたし悲観していました。
その他の感想:金相場までも下落。
今週、なんの気無しに金相場チャートを見たら、金相場まで下落してました。
田中貴金属のチャートはこちら。
ちなみにこちらは木曜日までの画面キャプチャです。
先月末ころからやけに下落。
景気不安や投機の売り、ファンドの利確売りが理由とかなんとか。
このチャートはゴールド/円なのですけどね。円安なのでドルベースで売買される金相場は上がるはずじゃないの、って思ってたら逆でした。てことは、かなり売られてますね。
ところで「こんな金の下落はどうして?」なんてことを調べていたら、インドや中国では銀が好まれるようになってきたという話が。
インドや中国で金高過ぎ、銀代替も(三菱マテリアルゴールドパーク、豊島逸夫の手帖)
https://gold.mmc.co.jp/toshima_t/2023/10/3798.html
来週は:動きが乱れそうな週
来週は、不安定な週です。大きめの指標もあって気になることが多い。
日本市場の動向:景気ウォッチャー、ちらほら決算
注目している統計・発表・動向としては。
- 9日月曜日
- 休場(スポーツの日)
- 飛騨高山秋祭り(~10日)
- 金刀比羅宮例大祭(~11日)
- 10日火曜日
- 8月国際収支・貿易収支
- 9月景気ウォッチャー調査
- 決算:37件
- 11日水曜日(寅の日)
- 東証がカーボン・クレジット市場を開設
- 第71期王座戦5番勝負第4局
- 決算:54件
- 12日木曜日(大安)
- 8月機械受注
- 石油製品価格
- 時事世論調査発表
- 決算:78件
- 13日金曜日
- 先物オプション・マイナーSQ
- 生活意識に関するアンケート調査(日銀)
- 決算:140件
- 14日土曜日(巳の日)
- 15日日曜日(一粒万倍日・新月)
個人的には景気ウォッチャー調査が意識。ただ、決算もわりと出ます。なので今週は決算件数もつけておきました。とはいえ今月は来週だけが多く、再来週以降は少し落ち着きます。
一番大きいのは月曜日が休場だということでしょうか。三連休明けに暴落してなきゃいいけど。
米国・世界の動向:アメリカ・ユーロ議事要旨、CPI、PPI
米国・世界の動きであれば、アメリカで議事要旨が公表される他、CPIとPPIが多い。特に規模の大きな国でのアレコレが大きいです。ノーベル賞は月曜日のみ。
気になっている統計・発表・動向は。
- 9日月曜日
- 休場:アメリカ(コロンブスデー、債券市場など一部市場のみ)、カナダ、韓国
- ドイツ:8月鉱工業生産
- メキシコ:9月CPI
- IMF・世界銀行の年次総会(15日まで)
- ノーベル賞:ノーベル経済学賞発表
- 10日火曜日
- ノルウェー:9月CPI
- トルコ:8月失業率、8月鉱工業生産
- アメリカ:8月卸売売上高
- IMF世界経済見通し発表
- 11日水曜日
- アメリカ:FOMC議事要旨、9月PPI、PPIコア指数、下院議長選?
- ドイツ:9月CPI改定値
- ロシア:9月CPI
- ブラジル:9月IBGE消費者指数(ICPA)
- 12日木曜日
- 休場:ブラジル
- イギリス8月:GDP、鉱工業生産、製造業生産指数、貿易収支
- ユーロ:ECB理事会議事要旨公表
- アメリカ:9月CPI、CPIコア、9月月次財政収支
- G20財務相・中央銀行総裁会議(13日まで)
- IMF・世界銀行の合同開発委員会が会見
- 13日金曜日
- 中国:9月貿易収支、9月CPI、9月PPI
- イギリス:ベイリー英中銀総裁発言
- ユーロ:8月鉱工業生産
- アメリカ:10月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
- G20財務相・中央銀行総裁会議後に会見
週間で見ると、アメリカ・ユーロの議事要旨公表もあり、G20財務相・中央銀行総裁会議、世界銀行の年次総会本会議、ロシアのCPI、中国はCPI、PPI。
わりと色々あるなって感じの週です。
11日の下院議長選は、おそらくこの日ではないかという報道がなされている日です。
10日に公認候補を協議し、11日に投票を行う予定とのこと。これがうまく行かないと、11月17日にはまた政府機関閉鎖となるかもしれません。
ちなみにG20財務相・中央銀行総裁会議と、IMF・世界銀行の年次総会はどちらもアフリカ北西部にある、モロッコのマラケシュという都市にて行われます。
1ヶ月ほど前に大きな震災のあった都市なのですが、開催地に変更はないとのこと。
調べたら色々美味しそうなモロッコ料理が出てきたので、美味しいもの食べて景気回復のためのいい方法でも見つけてくれればいいんですけどね。
やりたいこと:下げ?
今週はとんでもない下げ相場のあとに、じわじわっと戻るような感じもある週でした。
その一方でこのところずーっと保有していたベアが利確売り出来たり、塩漬け銘柄が急上昇したので問答無用で利確売りしたり。おかげでしっかり確定益が出ました。
来週も下げ調子なら、好調なベアを少しずつ売って利確が出来ます。ただ、アメリカ市場や日経先物を見ていると、どうも調子は悪くない様子。
今週ガッツリ削られたポートフォリオも少しずつ回復してきているので、そんなに極端な悲観は持っていません。
一方で、どうも米国議会があやふやで、なんだかちょっと不安定にも思えて。こういう政治リスクはモヤモヤっとしています。また、週末に報道されたイスラエルの攻撃もあって、世界情勢には好感が持てる材料があんまりない……。
決算などもあり、地味だけどわりとマーケットを揺らす材料も多い週です。うまくこなせますように。