意外な上げに喜ぶ週☆一週間のトレード日記と来週の予定(希望)
今週もお疲れさまでした。80回めの投資日記です。
寒さと暑さが入り交じる、なんだかしんどい週でした。
日経平均&全体的な感想:激しい週
今週の日経平均は、27399円が最高値で、最安値が25621円という、1700円くらいの値動き幅。
ガッツリ下がってガッツリ上がった、って感じです。激動ですね。
週間チャートの形:飛び上がる週
チャートの形的には、ギューンと上がった印象が強いです。
しばらくは25000円台に入ったら長期保有用のアレコレを買う、って運用で良さそうです。さて、いつになることか。
週間の日経平均の動き:意外な上がり
月曜日は、下がるでしょって思ってたら、な日。
先週金曜日の終値は25937円で、今週もベアかなと。実際、始値は25778円と下げでしたが、10時くらいから急騰して、更に終わり際に再度ぴょんと上がってくれました。最高値は26223円、終値は26215円と、かなりのもの。
「下がるよなぁ」って先週末の日記にかいたので、この上がりは意外すぎる。
火曜日は、上げを引き継いだ日。
始値は26653円で、前日より400円ほど上げで始まり、さらに上げて最高値は26994円、最安値は26633円。終値は26922円となり、上げ基調でした。
好調なんだなって意識させる動きですね。
水曜日は、わりと穏やかだけど、な日。
始値はいきなり27211円と27000円台入りしましたが、この日は始値より5円高いだけの27216円がこの日の最高値、その後は1日じゅう下げで27030円までつけました。それでも27000円台をキープし、終値は27120円。
27000円台をキープしてくれました。やったね。
木曜日は、もうひと押しな日。
始値が27137円でウッキウキのスタートとなり、この日の最高値27399円が週間の最高値となりました。また、終値の27311円は週間の終値としては最も高くなってます。
明確に上げ!って感じの日でしたね。
金曜日は、ちょっと垂れた日。
始値が26975円といきなり27000円台を割り、最高値は27198円、最安値は26921円、終値は27116円となりました。
27000円台を行ったり来たりの、ちょっと気がかりな日です。
週間の感想:上げ基調。
今週は底を打ったとみなされたのか、世界景気の悪さも一段落したからか、上げになりました。
といってもしっかりした上げではなく、2万8000円台はまだ遠いかなぁ。一応今くらいの水準をキープしてくれれば。
今週の株日記:思ったほど世の中が悪くならなくて良き
今週は、日経ベアを週頭につかんでしまい、あっちゃー(汗)って感じでした。
今週の売買:VIX指数での薄利を喜んどこう
今週は世情が不安定になりそうだなって思ってたので、先週終わりにVIX指数連動のETFをちょっと買ってました。
それを週明け早々に売りました。利益は薄かったものの、恐怖指数が上がらず世界が悪くならなくってよかったねって感じでしょうか。
あと、週頭の暴落しそうな日に、よりによって日経ベアを買ってしまいました。
こちらは売り時が来たら売ります。それまでコツコツナンピンを続けて、売れたら売る。
それ以外の一般的な株(?)の売買は全くしませんでした。できればもう少しアレコレやりたかったけど、上げ調子が明確なときに買うもんじゃないよね。
保有銘柄の傾向:全体的にも上げ
保有銘柄に関しては、全体的にジワ上げでした。
今週目についたのは、日経225採用銘柄ですかね。持っている指数採用銘柄が上がりました。業種で言えば空運・小売・医薬品などですが、そのなかでも「あ、これ日経225採用銘柄だ」ってやつがしっかり上げです。
もうひとつ、先々週から銀行系がゆっくり上がってきました。特に持っているある銘柄がプラ転しそうなので、来週以降も楽しみにしています。
下がっちゃったなぁ、って感じなのは電力会社ですね。不調なのも無配なのも分かってはいましたが、今週は不調が際立つ感じでした。先週くらいから下げでしたが、今週は特にひどかった。
そういえばここではあまり触れてませんが、米国株は全体的に不調です。
円安なので円ベースで見れば含み益は多いのですが、ドルベースで見れば不調。保有している米国株自体がそもそもマイナスってことが、そこそこショックです。これは買い時なのか……?
その他の感想:どうなるんだろう「TOPIX及び東証マザーズ指数の段階的ウエイト低減銘柄」とは
今週、金曜日に日本取引所グループから、こんな発表がありました。
TOPIX及び東証マザーズ指数の段階的ウエイト低減銘柄の公表について (日本証券取引所グループウェブサイト)
この中に保有株や欲しい銘柄がいくつかあって、どうなるのかなと。
どういうことか?
まず、TOPIXとは旧東証一部上場企業を対象として、上場している全銘柄を組み込んだ指数のことです。1968年1月4日を基準日とし、その日の時価総額を100としています。
今年の4月に市場再編が行われたことで、プライム・スタンダード銘柄が混在し、市場を超えた様々な銘柄が含まれていました。
今年、市場再編が行われたので、TOPIXも改革が行われます。これを「TOPIX改革」といい、指数などが変更されます。
参考:株価指数の見直し(日本証券取引所グループウェブサイト)
TOPIX改革となる今回は「流通株式時価総額で100億円を下回る銘柄」は対象外とし、市場の種類は問わなくなりました。
対象外となった銘柄は、段階的にウェイトを外していくことになります。
ちなみにこの「流通株式時価総額」とは「流通株式数」×「株価」により算定されます。
また、整理銘柄や上場廃止になるなどその他の基準もあります。
短期的に見れば株価は下がる
いろいろ調べたところ、短期的には株価は下がるのでは、という予測をよく見かけました。
そりゃあね、TOPIXという重要な指数の採用銘柄から除外されるわけですから。
TOPIXと連動している投資信託やETFなどからの投資も期待できなくなるのでしょう。
TOPIXに係る段階的ウエイト低減開始は10月末、つまり今月末からは、徐々に株価が下がるのかもしれません。また、TOPIX対象外銘柄となったマイナスのインパクトはあります。
優待や配当は増えるかも
一方で、優待や配当が増えるかもしれない、という期待も持たれています。
というのも、企業は流通株式時価総額を下げるわけには行かないので、株価を下げるわけにはいきません。
なので、株価対策に積極的に取り組む必要があります。
また、2023年10月に再評価が行われ、時価総額や回転率などの条件を満たせばTOPIXに復活するかもしれないという救済措置もあります。
なので、今年から来年のうちに株価対策をしっかり行えば、もしかしたら。
株価対策になるように、優待や配当、また株式分割や自社株買いが行われるのではと見込まれている銘柄もいくつかあるのですね。
なので、安いときに買うのも手かも。
保有銘柄がある場合は?
もしこのリストに保有銘柄がある場合、下がったところをナンピン買いか、あるいは損切りを行ったほうが良いようですね。
保有する理由がない銘柄であれば売ってしまっても構わないのかも。(プラ転しない限り売らない! というマイルールを設けている私にとってはキツいのですが)
2023年10月に再評価が行われるので、期待しつつ結果が出るまでは塩漬けかな。
ただ、下がる外圧がある局面で、流通株式時価総額を上げるってけっこう大変な気がするのですが。どうでしょ。
また、低減銘柄って300近くあるんですよ。
だから、注目されやすい銘柄とされにくい銘柄が出てくるでしょう。注目されにくい銘柄ならほぼ動きはなさそう。
買いたい銘柄が含まれている場合は?
一方、買うならタイミング次第ですよね。
組み込み対象外で段階的に下がるとわかっている局面で買う理由はないと思うのですが、2022年10月末から2025年1月末までと影響は長く続きます。四半期ごとに10段階で売られるのですね。
なので、2022年10月から、2025年1月までは様子見で買わないのが堅実?
それか、指数から除外されるなどのバッドニュースが発表された直後は一時的に大きく落ちる可能性はあります。なので、下がり過ぎたところを買うのも手。
また、上げタイミングや欲しい理由ができたら買うのも手ですね。
今回のTOPIX改革の場合で言えば、企業の株価対策で優待や配当が発表されたタイミングで買うのももちろんアリ。
また、再評価でTOPIX採用銘柄に復活します、となったら株価は上がるでしょうから、復活しそうな銘柄は買うのも手ですよね。
参考URL
最後に、参考URLを貼っておきます。
独自試算 ! 時価総額100億円超でもTOPIXから外れる銘柄 (四季報オンライン)https://shikiho.toyokeizai.net/news/0/623510
新組み入れ基準未達で指数構成銘柄から外れそうな295社 (四季報オンライン)https://shikiho.toyokeizai.net/news/0/624019
上場維持基準における「流通株式時価総額」は、どのように算定されるのですか。 (JPX)https://faq.jpx.co.jp/disclo/tse/web/knowledge7639.html
東証株価指数、2割強が除外対象 時価総額未達の493社(東京新聞)https://www.tokyo-np.co.jp/article/207033
株価指数の見直し (日本証券取引所グループ)https://www.jpx.co.jp/equities/market-restructure/revisions-indices/01.html
ぶっちゃけ読んでてワケワカランとなったので、他の方の解釈や解説も読んだほうが良さそうです。私も読みます。
来週は:上がり調子がどうなるか
来週は、日本市場は4日だけ。秋ど真ん中ですね。
マーケットの動向や注目の発表:ん?決算?
来週のマーケットの動向は、それなりに。
日本市場の動向:マイナーSQ
来週は、金曜日にちょっと重きがありそう。
注目している統計・発表・動向としては。
- 10日月曜日:休場
- 11日火曜日:8月国際収支・貿易収支
- 11日家曜日:9月景気ウォッチャー調査
- 12日水曜日:8月機械受注
- 14日金曜日:先物・オプション マイナーSQ
マイナーSQは個人的にはあまり影響がないのですが、景気ウォッチャー調査と休場が重視するところかな。
あと、16日金曜日は決算発表が多めのようです。11月第二週がメインですが、来週もずっと多め。
10日はスポーツの日です。ちなみにこの日は満月です。
米国・世界の動向:米国休場、ミシ大景気指数、FOMC議事要旨
米国・世界の動きであれば、米国重視の週かな。
気になっている統計・発表・動向は。
- 10日月曜日:アメリカ、カナダ、韓国休場
- 11日火曜日:イギリス失業率
- 12日水曜日:イギリス8月GDP
- 12日水曜日:ユーロ圏8月鉱工業生産
- 12日水曜日:アメリカPPI
- 12日水曜日:FOMC議事要旨
- 13日木曜日:アメリカCPI
- 13日木曜日:ドイツ、スウェーデンCPI
- 14日金曜日:アメリカ10月ミシガン大学消費者態度指数速報値
- 14日金曜日:アメリカ9月小売売上高
- 14日金曜日:中国貿易収支、CPI
- 14日金曜日:フランスCPI
- 14日金曜日:シンガポールGDP
- 14日金曜日:国際通貨金融委員会
来週月曜日は日本もアメリカもお休み。アメリカはコロンブスデー。
連休最終日はゆーっくりできそうです。
全体的にCPIの発表が多いかな。12日はアメリカ、13日はドイツとスウェーデン、14日は中国、フランス。全体的にインフレ基調が強く出たら、景気後退ですかね。
※10/10追記※
10月10日の米国休場は「コロンブスデ―」で、債券市場のみお休みとのことです。
やりたいこと:売れれば好し。
来週は、いくつか気にしている銘柄が売れればいいかなと。