【やってみた】新NISA口座を移管!楽天証券からauカブコム証券にNISA口座を変更してみた
新NISAが始まりますね。私は楽天証券でNISA口座を開設し活用していましたが、新NISAはauカブコム証券で使いたいと思うようになりまして。
ということで、楽天証券からauカブコム証券にNISA口座を移しました。
この記事は新NISA口座を楽天証券からauカブコム証券に移管する手続きをやってみた、体験談の記事です。
ちなみに全てパソコンで行いました。楽天証券はスマホでページ下部の『PCサイトを表示』にするとPC画面と同じになりますので、それでできるかも。
新NISA口座を楽天証券からauカブコム証券へ移管する手続きの手順とやり方
それでは、新NISA口座を移管するやり方です。
今回はNISAが新NISAに切り替わるタイミングでのやり方ですが、一般的なNISA口座を別の証券会社に移すのも同じです。
1:今のNISA口座を開いている楽天証券で、金融機関変更手続き書類を請求
まず、今のNISA口座を開いている楽天証券へログイン。
次に上部のタブから『つみたてNISA・NISA』をを選びます。
そして赤いバーの中から『口座開設・区分変更』を選択。
ページ内の『金融機関変更手続き(楽天証券 ⇒ 他社)』を選択。
その後に住所の変更がないか確認をし、あとマイナンバーの変更があるならチェックを入れるなど、そこらへんをチェック。
最後に、暗証番号orパスワード(失念しました汗)を入力して申し込み完了。
2:新NISA口座を開きたいauカブコム証券で、非課税口座開設届出書(他社受入用)を請求
次に、新しくNISA口座を開きたいauカブコム証券へログイン。
先にリンクを張っておくと、auカブコム証券の方は移管の手続きに関するページがありました。
NISA口座の金融機関変更(auカブコム証券)
https://kabu.com/item/nisa/nisa2024/apply_change.html
上部のナビゲーションから『設定・申込』を選びます。
ページ内の『3.NISA口座の各種手続き』より『他社から当社へNISA口座を変更したい』を選択。
そして『非課税口座開設届出書(他社受入用)』を選択。
住所やマイナンバーの変更がなければ、そのまま申し込みボタンを押して申し込み完了。
3:auカブコム証券の書類が先に届いたので書類を準備する
さて。楽天証券とauカブコム証券の手続きは同じ日に行いましたが、先に書類が届いたのはauカブコム証券のほう。
こちらは申込後数日で書類が届きました。
中身は『非課税口座開設届出書』というもの。
なにか書くかなと思ったんですが、必要事項はすべて印字されているので特に記入する必要はなく。
ただ、中身を読むと書類を添付して欲しい、という感じで。以下の書類が必要でした。
- 利用中の証券会社から交付された『非課税口座廃止通知書』または『勘定廃止通知書』
- 本人確認書類1点
- 運転免許証
- 各種健康保険証
- 各種年金手帳
- 旅券(パスポート)
- 個人番号カード(表面のみ)
- 住宅基本台帳カード(写真付)
- 住民票の写し(全ページ・発行から6ヶ月以内・原本)
- 印鑑登録証明書(発行から6ヶ月以内・原本)
本人確認書類は有効期限内のもので、一部証明書は発行から6ヶ月以内のもの。
また、外国籍の場合は有効期限内の在留カードか特別永住者証明書、もしくは発行から6ヶ月以内の住民票の写しが必要になります。
更新履歴がある場合は裏面もコピー。
また、パスポートは日本国政府が発行するもので、顔写真と所持人記入欄の提出が必要。
今回は普通に運転免許証の両面コピーを提出しました。コンビニで両面コピーしておしまい。
……ただ、この時点では楽天証券からは何も書類が来ていません。なので、楽天証券から書類が届くのを首をながーくして待ちます。
ちなみにauカブコム証券は書類を送った履歴が見られます。
タブ『設定・申し込み』→『各種手続』→『各種手続書類の受入状況』で、auカブコム証券から送付した書類の履歴が見られました。申込みの2日後に書類を送付しているので、なるほどわかりやすい。
4:楽天証券からの書類も届いた。中身は『勘定廃止通知書』
数日後、楽天証券からの書類も届きました。
中身を開けると、こちらは『勘定廃止通知書』というものが。これはNISA口座を翌年以降の区分においては取引しません、ってことらしいです。多分。
こちらは新しくNISA口座を開きたい証券会社に、新しくNISA口座を開きたい年の前年の10月1日から再設定年の9月30日までの間に送付してくださいってことらしいです。
2024年の9月30日までの間に、勘定廃止通知書を新たに送付する必要があります。
なにか書いて送るとか身分証のコピーが必要とか、そういう事はありませんでした。
5:auカブコム証券へ書類を送る
ということで、必要な書類が揃ったので、auカブコム証券へ書類を送ります。
改めて、封筒の中身をチェック。
- 楽天証券からの『勘定廃止通知書』
- auカブコム証券からの『非課税口座開設届出書(他社受入用)』
- 本人確認書類のコピー
ということで、送付。
5:auカブコム証券にログインして到着手続きを知る
封筒をポストに投函してから3週間ほど。
「そういえばどうなったっけ?」と思ったので、カブコム証券にログインしたところ、何やら通知が。
見ると『NISA口座開設申込のお礼と開設状況のご案内』というタイトル。
内容は「非課税口座開設届出書(他社受入用)来たよー。これからNISA口座開設する手続きするね☆ちなみに、今時間かかってるので、気長に待っててね」ってことでした。
わりと悠長ですね。
6:auカブコム証券からNISA口座開設申し込み受付メール
封筒を投函してから4週間ほど。
auカブコム証券から「新規開設(非課税口座)申込受付のお知らせ」とのこと。
えっ、遅くない(;´∀`)
開設完了メールじゃないの???
と思ったのですが、今は混雑する時期ですから仕方ないのかも。
ちなみに特定口座はすでに開設済ませてあります。
7:auカブコム証券からNISA口座開設完了メール
さらに数日後。
auカブコム証券から「NISA口座開設のお知らせ」が届きました。
ようやく!!ヽ(=´▽`=)ノ
auカブコム証券にログインしてNISAのページを見ると、あった!
ちなみに口座は1年毎に区切られており、細かい内容まで確認できます。
また「2024年」と表記されていました。2023年分はすでに楽天証券で使ってますものね。
新NISA口座を移管する際の注意点
新NISA口座を移管する時に、注意点はいくつか。
やっぱり2ヶ月くらいかかる
NISA口座の移管はだいたい2ヶ月くらいかかります。
なのですぐに移管できるわけではありません。
楽天証券でNISA口座を開設するのにも時間かかったんですよね。特定口座を開設するのにさらに時間がかかったのを思い出しました。
また、今は現NISAから新NISAに制度移行する時期なので、いつもよりも混雑してるようです。
費用は10円で済んだ
お金はかかりませんでした。
あえていうなら身分証明書のコピーを取る代金として10円かかった程度。
書類の配送・受取などはすべて無料でした。
新NISA口座を移管する際にやってみたこと
新NISA口座を移管するときに、ちょっと興味があってやってみたことがいくつかあります。
元証券口座にある現NISA口座での売買:普通に買えた
元証券口座(この場合は楽天証券)の現NISA口座での売買ですが、これはできました。
移管手続き中に現NISA口座を今開設している楽天証券で投資信託を買ってみましたが、普通通りに注文が通りました。
また、移管手続き後でも投資信託は買えました。
ちなみにこちらは現NISA口座で今年に入ってからの売買は何度かしています。
移管後の口座で売買したい場合は、年をまたいでからNISA口座を使わずに移管手続きをしましょう。
新NISAキャンペーンエントリー:できた
新NISA制度が始まるので、証券会社もいろんな新NISA口座開設のキャンペーンをやっていますね。
移管する場合はどうかな、って思ったんですが、移管する場合でも移管後のauカブコム証券でのキャンペーンエントリーはできました。
余談ですが、NISA口座を移管せずそのまま同じ証券会社で使い続ける人向けのキャンペーンもあるようです。
楽天証券の場合は『【楽天証券お客様感謝祭第二弾】楽天証券でNISAをつづけるとポイント2倍! | 楽天証券』てのを見つけました。
なので移管しません、って人も継続キャンペーンは参加してみたらいかがでしょうか。
新NISA口座を移管した感想
ということで、新NISA口座を移管してみました。
時間がかかるなぁ
まず、時間がかかります。とにかく時間がかかります。2ヶ月とかかかるので、これから移管するとなると来年すぐの口座開設は難しいかもしれませんね。
ただ、積立投資を新NISAで、ということなら余り意識する必要はないと思います。毎月・毎週コツコツつみたてて一定の資産形成をするのであれば、1ヶ月遅れた程度なら影響は軽微ですからね。
また、まとまった金額を新NISAで投資するにしても、来年1月は向かないかもしれない(みんなが新NISA開始でこぞって買うので、割高になる可能性が指摘されています)ので、年半ば辺りにゆっくり投資してもいいかもしれません。
手間はそれなりに
手間はそれなりに掛かります。身分証明書のコピーが必要なので、家にコピー機があれば楽かもしれませんが、うちにはないのでコンビニでやるのに手間がかかりました。
ローソンなら店内にポストまであるので、身分証明書プリントアウトしてすぐに投函できるので便利ですよね。
新しい証券口座はいいですねヽ(=´▽`=)ノ
新NISAを楽天ではなくauカブコム証券にしたいと思ったのは、auをずーっと使っていることと、NISA口座を別の証券会社にしたかったからです。
基本的に楽天経済圏の人間で、最近楽天モバイルも契約しました。なので楽天証券をメインとして愛用しています。
その一方で、ずーっとauのケータイを使っています。また、auのいくつかのサービスも使っています。それで「新しい証券会社を別で開きたいな……楽天証券じゃなくて。ネット証券会社がいいな、それならauカブコム証券が良さそう」ということでauカブコム証券を開設しました。
また、メインの証券口座とサブの証券口座を分けたいなってのもありました。
ポートフォリオをチェックするとき、楽天証券のスマホ版iSPEEDだと特定口座と現NISA口座の株が混在して表示されます。それがとっても煩わしかったんですよね。
私にとってNISAの株・投資信託などは超長期投資を目的にしています。なので日々の値動きとかホントどーでも良い。ちょくちょくチェックしたい楽天証券の保有株一覧には、特定口座の株の一覧と値動きだけチェックできればよろしい。
となると、やっぱり新NISAは楽天証券じゃない別の証券会社で開設し、運用したいなと思うようになりました。