【配当到着】2024年7月の日本株の配当・分配金☆伊藤園第一種優先株式(25935)

経営に関しては、今年の第一四半期の決算があまりよろしくない。
リーフ・ドリンク部門があまり調子がよくない。これはその他茶系飲料(ルイボスティーとかジャスミンティーとかが含まれるようです)、炭酸飲料などの伸びが鈍いようです。ミネラルウォーターとコーヒーは良い感じなようなのですが。
ただ、なぜ売り上げが調子よくないのか、についてはあまり触れられておらず。健康志向が強いので、お茶飲料や健康飲料は調子が良いようですが……。

原料の急騰であればコーヒー豆の価格高騰も意識してしまいますが、お茶の茶葉はそんなに暴騰してるなんて話は聞かないし。物価高&肥料の高騰で煎茶の相場は若干高くはなってますけど、コーヒー豆ほどではない。
全体的な値上げ傾向もあったようではあるので、イマイチ売り上げが振るわないってのもあったようですが。(これは今年の内需企業決算あるある)
個人的にはリーフ・ドリンク部門が不調な理由がちょっとよくわからなかったです。

飲食関連は好調です。タリーズがいい感じ。タリーズのテディベアがかわいらしくて人気があるようで、話題で見かけることも多いです。
また、海外事業は米国が調子よいようですね。
どうでもいいのですがリーフ製品の「その他　+21%」っていったい何が売れているのか知りたい。商品カテゴリーを見てみたら、その他製品にはタリーズコーヒーの粉・ドリップバッグや青汁製品が出てきました。売れてるのはどれだ？？

株主にとってのメリットといえば、2円増配したことでしょうか。
減配はほぼなく、2024年にも2円増配をし、2025年度も2円増配を見込んでいます。

経営に関しては絶好調！とはいいがたいのですが、それでもまあそういうもんかなって感じです。
無糖茶に関しては今後も需要が伸びていく分野で、伊藤園の主体となるドリンク系は伸びない意味がなんだろうって感じ。ペットボトルが嫌われてるのか、それともリーフがいい感じなのか。節約&マイボトル嗜好で家で手軽に作れるお茶に人気がある、なんて話もありますけれどね。
もしタリーズが伸びているならコーヒー事業に力入れるほうが良さそうにも思えます。(お茶の会社がコーヒーに力入れるなんて、って抵抗感はありそうですけれど)