連続陰線な週☆一週間のトレード日記と来週の予定(希望)
今週もお疲れさまでした。185回めの投資日記です。
今週は外に出るのが楽しい週でした。天気というより気候が良くて快適。ずっとこれならいいのに。
日経平均&全体的な感想:下げ
今週は、下げでした。
週間チャートの形:下
チャートの形は、下がり調子です。
パッとしませんね。
週間の日経平均の動き:うだうだだらだら
日付 | 始値 | 最高値 | 最安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
10/21(月) | 38960 | 39119 | 38775 | 38954 |
先週金曜日の終値は38981円。まだ上を狙える雰囲気。この日の最高値が週間の最高値。 | ||||
10/22(火) | 38933 | 38995 | 38200 | 38411 |
前場にドーンと下がる日。このころから連続陰線の話がちらほら。 | ||||
10/23(水) | 38397 | 38514 | 37987 | 38104 |
穏やかに下げ。後場は見放されたような感じもあり。 | ||||
10/24(木) | 37804 | 38320 | 37712 | 38143 |
寄りは下ですがそこから上昇。連続陰線ストップ日。ちなみにこの日の最安値が週間の最安値。 | ||||
10/25(金) | 37954 | 38028 | 37713 | 37913 |
連続陰線ストップの次に再度下げ。 |
週間の感想:下げ基調
今週の日経平均は、39119円が最高値で、最安値が37712円の、1400円くらいの値動きでした。
先週、久しぶりに4万円台に乗せたのでもうええやろ、みたいな感じで下がってきた印象です。
日経平均がだらだら下げている。
ただ、明確な理由は今のところ分からず。
言われているのはあくまでも石破政治に期待が持てない、経済政策にいい印象が持てないから、と、株価が下がっているという感じです。
様子見ムード、手控えムードでだらだら下げている、というのがマーケットの調子の悪さの理由でしょうか。
ちなみにドル円は順調に円安です。円安で株安というのがあまり好まれない。
また、今週は連続で日経平均が陰線をつけつづけたのが話題になった週でもありました。唯一木曜日には少しだけ上昇しましたが、それでも金曜日にはまた陰線だったので調子が悪い印象はぬぐえません。
今週の株日記:ぽつぽつ
今週は、売買はしませんでした。
今週の売買:とくになし
今週は、何もしませんでした。
先週買った株がなかなか動かず、上にも下にもいかないので様子見のままで終了。
保有銘柄の傾向:小売強い
個人的な保有銘柄の傾向は、小売りが強い、って感じ。
今週、上昇で印象的なのは、小売、銀行、電力です。
小売は、百貨店も、通販も強かった。
銀行は、先週に引き続き。
電力は、たまに上昇する。木曜日はほかの電力は下げでもそんなに引きずられなかった。
下げで印象的なのは、鉄鋼。
鉄鋼は、ちょっと上昇していたので買ってみたらだらだらしっかり下げてきて。なーんだ、って感じ。
ちなみに全体的には下げ基調です。
医薬品とか上下動を繰り返しながら週の間にプラ転したりマイ転したりしてましたけど、それ以外は下げだなあって感じ。リスクオフなのか何なのか。
その他の感想:商品価格は上がる
日本株が下げてるけどモノの値段は上昇です。
政治動向の不透明さがリスクオフにつながり、その結果、いくつかの商品に投資が動いているとかなんとか。
ゴールドはきれいな右肩上がり、プラチナは穏やか
ゴールドに関してはきれいな右肩上がり。
今週、金は水曜日に14748円/gをつけ、最高値を更新しました。
月次の金価格推移はこんな感じ。
こっちのほうが分かりやすいかな。23年5月くらいから、もうほぼ1年半という長い時間、金価格は上昇ばかりです。
それにしても、このお値段はさすがに高すぎませんか……(-_-;)
いくつかの金についての市況やレビューを見ていると「高値上昇ペースがスピード違反」「これはもうバブルでは」「さすがに高すぎる」との評が多く、やっぱりそういうもんかなって感じです。
もうK18のジュエリーは気楽に買えませんね……(´;ω;`)
ノンブランドなら数万円で済んでいたはずのジュエリーも、もう10万円超えとかも珍しくない。
じゃあ、と思って比較対象にプラチナを持ってきてみたら、プラチナはそこまで高騰していない不思議。
プラチナはゴールドほど連動しておらず、今年5月に5492円/gを最高値として以降は落ち着いています。
上のグラフで言うなら赤い線が田中貴金属の参考小売価格、青がドル建ての価格。
やっぱ今の価格上昇はゴールドみたいですね。貴金属全部が過熱感があるならまだわかりますけど、そうじゃないのも不思議な感じです。
リスクオフマネーや戦争で財産保全はゴールドにだけ? それはそれで不自然な感じがするんですけど。ゴールド特有の輝きがやっぱり好まれているのでしょうかね。
ただ、ジュエリーとしてみたとき、あまり好ましくなさそうなのがプラチナの難点。
というのもゴールドの値段が上昇しているがために、全体的にジュエリーの価格そのものを値上げしているブランドがあるからです。
金属そのものの価格はゴールドが特に大きく上がっていて、プラチナも上がってるけどそこまでじゃないよね、って感じなんですが、なぜかゴールドにつられてプラチナジュエリーも同じくらい値上がりしている。プラチナは上がってないのになんでよー( ˘•ω•˘ )ってジュエリーブランドに不信感を抱いてしまいます。
個人的にはBRICS通貨の資産価値の裏付けとして買い集めてるって説にも納得しかけました。新興国って銀よりプラチナより金が好きよね。
ビットコインは1000万円超えで上を狙うか?
ビットコインは今週、ずーっと1000万円台でした。やったね!
ビットコインは今週はずーっと1000万円を割らず、なかなか底堅い印象でした。
今週はビットコインにとってはプラスになる材料ばかり多かったですね。
- アメリカ大統領選、トランプ氏優勢(トランプ氏は親ビットコインのスタンスを明確にしている)
- 日本でも仮想通貨ETFの金融庁承認に対する提言が(Coinpost)https://coinpost.jp/?p=568607
- マイクロソフト株主、ビットコイン投資を提案
- テスラ、ビットコイン売却なし
- アメリカのビットコインETF、100万BTC保有との推計
仮想通貨に関しては良いニュースばかりで華やかです。
アメリカ大統領選、私はハリス氏支持なのでどうしてもモヤっとしてしまうのですが、ビットコインの上昇には喜べる。ちなみにハリス氏の場合はビットコインもありますが、リップルやアルトコイン関係からの支持がそれなりにあるようです。仮想通貨業界の支持も対比しててちょっと面白い。
そして仮想通貨ETFに関しては日本も動こうという動きがなされています。ただし日本についてはまだ提言がなされている程度。
この提言の中身が面白くて。
- 暗号資産ETFの議論の対象はビットコインとイーサリアムを対象とすること
- 暗号資産ETFを作れるようにすること
- 仮想通貨の分離課税
というのが言われています。すべて賛成なのでもっと進めばいいのに。
来週は:投開票開け、日銀会合、アメリカ雇用統計、大手決算相次ぐ
来週は、日本は衆議院投開票開け、権利付き最終売買日、日銀会合。アメリカは雇用統計。日米ともに決算。
つまり材料豊富な週です。
日本市場の動向:日銀会合と4週連続決算もりだくさん第一週目
注目している統計・発表・動向としては。
- 28日月曜日
- 石破自民党総裁記者会見
- 決算:38件(不二家、キーコーヒー、コーエーテクモHD、さくらインターネット、コクヨ、ゲンキードラッグストア)
- 東京国際映画祭開幕(11月6日まで)
- 29日火曜日(大安・寅の日)
- 権利付き最終売買日
- 9月失業率・有効求人倍率
- 決算:74件(カンロ、亀田製菓、日本鋳鉄管、小松製作所、キーエンス、日野自動車、松井証券、日本取引所グループ)
- 30日水曜日
- 権利落ち日
- 日銀金融政策決定会合
- 決算:113件(九電工、ブルボン、エムスリー、トーメンデバイス、双日、カゴメ、AGS、アステラス製薬、オリエンタルランド、東映アニメーション、日立製作所、アルプスアルパイン、アドバンテスト、京セラ、三菱自動車工業)※証券会社、電力多め
- 15時46分‐17時30分 H3ロケット4号機打ち上げ予定
- 秋の園遊会
- 31日木曜日
- 日銀金融政策決定会合2日目
- 11-13時ごろ 政策金利公表
- 15時半 植田日銀総裁記者会見
- 日銀:経済・物価情勢の展望(10月基本的見解)
- 決算:290件(伊藤忠食品、大冷、日本たばこ産業、ZOZO、武田薬品工業、大塚HD、シンバイオ製薬、田谷、電通総研、東京鐵鋼、山陽特殊製鋼、愛知製鋼、豊田自動織機、富士通、ルネサスエレクトロニクス、デンソー、グローバルダイニング、SCREENホールディングス、エフピコ、スクロール、盟和産業、三谷産業、東日本旅客鉄道、ANAホールディングス、九州電力、コナミグループ、ミロク情報サービス、王将フードサービス、ベルーナ)※製薬、製鋼、電力多め
- ハロウィン
- 日銀金融政策決定会合2日目
- 11月1日金曜日(新月・己巳の日)
- 日銀:経済・物価情勢の展望(10月全文)
- 決算:94件(カルビー、日本ハム、伊藤ハム米久ホールディングス、東京エレクトロン デバイス、エスビー食品、AGC、DMG森精機、村田製作所、SUBARU、ヤマハ、キングジム、三井物産、日本航空、KDDI)
- 年賀はがき発売
- 紅茶の日
- フリーランスを保護するための新法が施行
- 2日土曜日(大安・一粒万倍日)
- 全国とうふ祭り(6日まで)
- 3日日曜日
- 文化の日
- 文化勲章受章式
来週、決算を主軸とみるか、それとも日銀の金融政策決定会合を主軸とみるか、あるいは選挙明けを主軸とするかで、かなり雰囲気が変わってきそうです。
本来なら月替わりだって権利付き最終売買日だって出来事としてはそれなりにインパクトがあることなのに、それらがかすむほど材料豊富で大盛り上がりの週です。
28日の石破茂自民党総裁の記者会見はいったい何時からかは不明。ただ、なんかやるっぽいです。
30日は延期に延期を重ねていたH3ロケット4号機が打ち上げ予定です。
Xバンド防衛通信衛星「きらめき3号」を載せています。国防で重要な通信衛星なので、いろいろな情報が非公開でちょっとミステリアス。
31日木曜日の利上げについては、何とも言えない状態。日銀会合は年内は12月にもう1回あります。なので、年内利上げの公算は大きいものの、10月利上げは今この状況でやるの?マジで?って印象がある。
決算は注目しているのをリストアップし、保有株だったり注目している企業などを太字にしてみました。ただ、来週は忙しいのでどのくらい追えるかは謎です。保有株の中ではそんなに危惧しているようなものはありませんので、来週末の忙しいのがひと段落してからゆっくりチェックしてもいいかな、と思っています。
少し先の話になりますが、再来週の4日月曜日は文化の日の振り替え休日で休場です。つまり来週末は三連休ですよ。やったね!
米国・世界の動向:大手決算、雇用統計、欧米7-9月期GDP、PCEデフレーター
気になっている統計・発表・動向は。
- 28日月曜日
- 休場:ニュージーランド
- 決算:CVRエナジー、フォード・モーター(すべて米国市場)
- NATO大使級理事会
- 29日火曜日
- 休場:トルコ
- 南アフリカ:9月貿易収支
- アメリカ:8月ケース・シラー住宅価格指数、9月雇用動態調査(JOLTS)求人件数、10月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
- 決算:ハイアール・スマート・ホーム、ペトロチャイナ(ここまで中国市場)、アドバンスド・マイクロ・デバイス、クロックス、アルファベット クラスA、マクドナルド、ファイザー、ペイパル、シスコ、ビザ(ここまで米国市場)
- 30日水曜日
- ドイツ、ユーロ、アメリカ、フランス、メキシコ:7-9月期GDP
- アメリカ:ADP雇用統計、7-9月期コアPCE・速報値
- ドイツ:10月失業者数、失業率、10月CPI
- ユーロ:10月消費者信頼感、経済信頼感
- オーストラリア:7-9月CPI
- ロシア:9月失業率
- 決算:エア・チャイナ(中国市場)、BYDエレクトロニック(香港市場)、アフラック、アムジェン、バイオジェン、ボシュロム、コインベース、クラフト・ハインツ、イーライリリー、メタ・プラットフォームズ、マイクロソフト、マイクロストラテジー、クアルコム、スターバックス(ここまで米国市場)
- ボツワナ総選挙
- 31日木曜日
- 休場:インド、シンガポール
- アメリカ:9月個人消費支出(PCEデフレーター、PCEコア・デフレーター)、9月個人所得、9月個人消費支出、前週分新規失業保険申請件数、10月シカゴ購買部協会景気指数
- ユーロ:10月消費者物価指数(HICP)速報値、9月失業率
- カナダ:8月GDP
- オーストラリア:9月住宅建設許可件数、9月小売売上高
- 中国:10月製造業PMI
- ドイツ:9月小売売上高
- 香港:7-9月期GDP
- 決算:アップル、アマゾンドットコム、エスティローダー、ハイアット・ホテルズ クラスA、インテル、マスターカード、ウーバー・テクノロジーズ、USスチール
- G20財務・保険相合同会議
- 11月1日金曜日
- 休場:ポーランド
- アメリカ:雇用統計(10月失業率、非農業部門雇用者数変化、平均時給)、10月ISM製造業景況指数、10月製造業PMI改定値
- ニュージーランド:9月住宅建設許可件数
- オーストラリア:7-9月期PPI
- 中国:10月Caixin製造業PMI
- スイス:10月CPI
- イギリス:10月製造業PMI改定値
- 決算:シェブロン、エクソンモービル
- G20災害リスク削減担当大臣会合
- 2日土曜日
- イギリス:保守党党首指名
- 3日日曜日
- アメリカ冬時間入り
- モルドバ大統領選、決選投票
アメリカのあれこれが多いですね。
水曜日はADP雇用統計と7-9月期GDP、木曜日はPCEデフレーター、金曜日は雇用統計。
決算も盛りだくさん。
マグニフィセントセブンの決算が相次ぎます。火曜日にアルファベットクラスA、30日がメタ・プラットフォームズとマイクロソフト、木曜日がアップルとアマゾン。
半導体ももりもり。火曜日がAMD、水曜日はクアルコム、木曜日はインテル。
水曜日は仮想通貨関連が多く、コインベースとマイクロストラテジー。
話題の銘柄は、火曜日にマクドナルド、木曜日にUSスチール。
やりたいこと:追うニュースがたくさんある
今週、買うとか売るとか迷うところはありましたが、結局何もしませんでした。
このままおそらく11月に入るんだろうなって感じ。
今週はとにかくいろんな動向を追いたくなり、世界史や地理的なもので頭がぐるぐるすることが多かったです。
来週もニュース速報とその解説をたっぷり追いかけて頭をこき使う週になりそう。
以下、日記的に書きたいことがいくつかありますのでそういうあれこれでも書きます。
政治:石破政権どうなるのかね。
今これを書いているのが土曜日の夕方なので、これから先がどういう風になるのかはよくわかりません。
もしかしたら自民だけで過半数取れて石破総裁ニッコニコかもしれないし、もしかしたら立憲が与党になってしまっているかもしれないし。
石破総裁については、自民党総裁選出馬時は夫婦別姓などに賛成していたのでいい感じだなって思ったんですけど、総裁決定後に慎重な考えになっちゃってなんかなーって感じ。
これで自民に投票するのは考え物です。
ただ、それで石破総裁が引責辞任とかして、その次にだれがなるかって考えたら、あまり考えたくない人ばかりなんですよね。自民党らしい右翼保守的な候補ばかりが並ぶのです。
なので、あえて石破総裁辞めないでってことで自民に投票したら石破総裁ニッコニコになって辞めないし国民に支持されているって判断にならないかしら、とか考えています。
政治:ボートマッチ置いときますね
そういえば、ボートマッチって知ってますか。
これは政治への考え方を選択すると、各政党や各政治家の意見とマッチするかどうかの比率を調べられるやつです。
明日の選挙の投票先探しにでも活用してください。
- NHK衆議院選ボートマッチ
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/2024/survey/votematch/ - 選挙ドットコム衆議院選ボートマッチ
https://shugiin.go2senkyo.com/votematches/ - 朝日新聞デジタル衆議院選ボートマッチ
https://www.asahi.com/senkyo/shuinsen/2024/votematch/ - 読売新聞オンライン衆議院選挙ボートマッチ
https://www.yomiuri.co.jp/election/votematch/ - ジャパンチョイス投票ナビ
https://japanchoice.jp/vote-navi
世界情勢:BRICS通貨ってなに。
気になるのはBRICS通貨のことですね。
脱ドルのために新興国や西側諸国が連携して新しい通貨を作るというニュースで出てきた通貨です。対欧米というよりはもはや非欧米を中心とし、脱米ドル・脱制裁をしたいロシアの方針で作られたような通貨です。加盟諸国で使えること、米ドルを捨てて新しい地域通貨を作ろう、みたいな感じ。
EUのユーロみたいなもんです。
個人的に舌を巻いたのはインド。
インドがこの通貨に関しては「現地通貨での決済を奨励する」「我々は反米同盟ではない(我々=BRICS)」といい、この通貨については少し距離を置いています。相変わらず外交上手だな。
BRICS通貨がロシアの思惑通りに発展すれば、カザン宣言が未来の世界史の教科書に載りそうな予感も。ただインドが距離を置いているのが何とも言えないところ。ブラジルも自国通貨賛成派です。