【優待☆楽しむ】JR九州・九州旅客鉄道株式会社(9142)の株主優待を使ってみました☆鉄道株主優待券を使って「ゆふいんの森」号で由布院へ温泉旅行編
このブログでは20回目の、株主優待を使って楽しんだよ☆という記事です。
九州旅客鉄道株式会社(9142)の優待のひとつ『鉄道株主優待券』を使って電車に乗ってみました。といっても、今回は一筆書きを活用して、遠出してみましたよって話です。
ちなみに200株保有しているので、2枚手元にあります。そのうち、今回使ったのは1枚だけです。
また、この記事の中には『九州旅客鉄道』と『JR九州』という単語が混じっていますが、同じ企業です。
九州旅客鉄道株式会社(9142)の株主優待を使って電車に乗ってみたよ☆
ということで、電車に乗ってみました。今回は移動量が多めの、しっかり旅行をするプランです。
まずは自分でルートを決める
まず、自分でルートを決めます。
このときは、以下のことを決めましょう。
- 行きから帰りまでのルート
- 乗る電車 ※普通、特急など。D＆S列車の利用も可能
- 指定席・自由席などの席種
基本的なルールは「片道で一筆書き」なので、ある駅からある駅まで、というルートもできますし、ある駅から何本もの電車を乗り継いで、グルっと回って帰ってくることもできます。
同じ駅さえ通らなければいくらでも遠出できますから、色々工夫のしがいがあります。
決めたルートをメモにする
次に、複雑な経路で特急などの指定がある場合、決めたルートをメモにします。
というのも、内容がかなり複雑な場合は窓口で指定をするのが難しいので、内容をまとめておいたほうがいいのです。
また、本当に経路がどこでもダブらないかとか、1本の片道で済むかとか、そういうことを試します。
有人窓口で乗車券などを発券してもらう
次に、有人窓口に行きましょう。で、優待券を出して「優待券を使って、〇〇から〇〇まで」という感じです。このときに「〇〇から××までは特急の自由席で」「△△から■■までは、特急の◇◇で、指定席で」と指定しましょう。
そしたら乗車券が発券されます。
この時、乗車券や特急券、指定席券なども全て出ます。なので、受け取ってまとめてもらいましょう。
ちなみに、クレジットカードの利用はできました。また、領収書なども発行してもらえます。
乗車・下車はそんなに変わらない
その後、電車に乗ります。乗車・下車については特に普通に切符を使って電車に乗るのとは差がありません。
とはいえ、普通に電車にのるのとはちょっと違いがあります。
九州旅客鉄道株式会社(9142)の株主優待を使って電車に乗ってみたときのポイントは？
チケット発行までの注意点については過去に記事にしたので、ここでは電車に乗ってみてからのポイントです。
1:乗車券や特急券はしっかり確認する
まず、乗車券や特急券は自分で確認しましょう。
これは、遠出した場合は枚数が多く、特急券・指定席券・乗車券などが増えるので、枚数がかなり多くなりがちです。
なので、枚数や使うタイミングなどは自分で分かりやすいように管理しましょう。
また、枚数が多くなると、当たり前ですが落としたり失くしたりしがち。私はきっぷの一部を落としてしまったので、一瞬ヒヤッとしました(；´Д｀)
駅できっぷ入れの封筒がもらえますから、それを使って管理してくださいね。
2:乗車券が長くなりがちなので、終わるまで手放さないこと
次に、どうしても乗車券の利用区間が長くなりがちです。なので、使い間違えないというよりは、旅程の最後までしっかり持っておく必要があります。
これは旅程全部をカバーするためです。乗車券はすべての経路で必要となりますので、長距離旅行は区間が長くなりがち。
特に数日使ったり、複数の電車にのる場合、改札を出し入れしたり、検札で入れたり出したり。自然と歪んだり角が折れたり曲がったりしがちです。
なので、大事に使いましょう。
無人改札は特に注意！ 回収されないように
また、無人改札も注意が必要です。
これは切符を発行してもらうときに言われたのですが「特に乗車券は全部の経路で使いますので、乗車券を途中で回収箱などに入れてしまったりしないように気をつけてくださいね」とのこと。
今では改札で人がおらず、自動改札や無人改札が多め。
無人駅の場合、乗車券回収箱というポストみたいな箱があって、乗車券をそこに入れて回収してもらうわけです。
そこに数日使う乗車券やこれから使う予定の特急券などを入れてしまったらオシマイ。旅行が続けられません。
多分、無人駅でも緊急連絡先みたいな近くの有人駅へ繋がる電話番号が掲示されている事が多いのですよね。そこに電話して事情を話したら、切符を返却してくれそうだなぁとは思いますが。
3:旅程の延長・変更は可能かも？
ちなみにここで発行してもらった乗車券や特急券ですが、乗車日程の変更が可能な場合もありました。
例えば私の場合は特急に乗る日程を1日延ばすことも想定していました。なので特急券の指定日を変更できるか聞いてみたところ「きっぷの有効日までにみどりの窓口で変更申請をするなら可能です」と言われました。
また、この場合は乗車券の距離がそこそこ長かったので、1日延びても大丈夫かどうかを聞いてみたところOKという程度でした。
とはいえ、全日程変更できるかどうか、はなんとも。
4:特別なルールが適用される
切符を発券してみてびっくりしたのですが、一部経路だけは対象外なルールが適用されました。
都市圏の特例で、乗車費用が安くなる？
それが、福岡都市圏の特例です。
どういうことかというと、総距離が200km以上の移動で、一度福岡都市圏を出て再度戻ってくるような場合、その中心駅から中心駅まで、という乗車賃の計算になるのです。
なので、それより手前で降りても、逆にすぎて降りても、乗車賃は全く同じ。優待でも、その同じ乗車賃から割引されるわけです。
これは福岡都市圏と北九州都市圏のみ。中心となる駅はそれぞれ博多・小倉駅です。
なので、例えば小倉をでて博多を経由して鹿児島まで行って、鹿児島から小倉を通過してスペースワールド駅とかに行っても、乗車賃は一緒です。また、株主優待のルールでは一筆書きで、この場合は小倉ースペースワールド駅の部分が二重になってしまいますが、それでも問題なし。∑(ﾟДﾟ)
小倉駅の折り返しは気にしないでいいです
もう一つの特例が、西小倉ー小倉駅の折り返し。これも気にしなくて良いです。
というのも、福岡ー小倉ー大分の経路の場合、途中の西小倉ー小倉では折り返し運転になります。折り返しは本来の優待券の一筆書きのルールから考えると、NGとなるのが当たり前。
ですが、ここも特例があり、西小倉ー小倉の間は折り返しでも優待の経路重複のルールには当てはまりません。また、途中下車しない限りは距離に含めない、というルールもあります。なので、普通に大分から福岡に行く便、また福岡から大分に行く時は、一切気にする必要はないですね。
ただし、小倉がゴールの場合はこの限りではありません。経路について詳しい情報が必要な場合は、みどりの窓口で相談してください。
九州旅客鉄道株式会社(9142)の株主優待を使って、電車に乗って遠出してみた感想
久しぶりの旅行で、楽しかった♪
特別な列車にも乗れるのが嬉しい
まず、JR九州の場合、特別な電車にも乗れるのが嬉しいですね。
JR九州の電車は特急の中にも特別な電車が多くあり、そういう特別な電車にあえて乗る楽しみもあります。
なので、あえて特急列車を色々乗ってみても楽しいかと。普通の便でゆったり行くのも楽しいものですけどね。
ちなみに、一部の旅行商品として扱われている電車は優待の対象外です。ななつ星とかは違いますね。
駅員さんの働きはやっぱりキビキビ
駅員さんはやっぱり今回もキビキビしてました。
今回は特に若干複雑な路線設定をしたのですが、サクッと対応していただけて嬉しかった。効率がいいと気分がいいですね。
遠出すればするほど、費用がかかればかかるほど、半額割引は大きなメリット
今回遠出してみてはっきり思ったのですが、やっぱり半額割引は大きかったですね。
特に今回は指定席券が必要だったり、JRでも長距離なのでそれなりに費用がかかりました。大きな金額になればなるほど、半額割引の効果が大きくなりますね。
最短距離での往復は望めない
ただ、九州旅客鉄道の株主優待は鉄道片道乗車の一筆書きになりますので、やはり最短距離となる効率のいい便は望めません。
他に寄るところがあるとか、観光地を複数めぐる、というのであれば一筆書きも大した問題ではないかもしれません。
でも特定の場所に行って帰るというだけなら、若干遠回りになりがち。
最短距離の往復ができないので行って帰ってくるだけとはいえ、遠回りにならざるを得ないですね。時間コストを減らすのならば株主優待券を2枚使えばいいんですが、1枚で済むものを2枚使うのですからムダな気がしないでもない。
ということで、私は普通に長距離を一筆書きするルートを選びました。
久しぶりに行く場所に行ったり、観光したりと、遠回りになったなりに楽しく過ごしました。そういえば小倉駅の折り返しで座席回すのも久しぶりにやった気がする。（小倉駅の折り返しでは進行方向が真逆になるので、乗客が自分で座席を180度回転させるのです。初見殺し）
九州旅客鉄道株式会社(9142)はこれから買い？ この株に対する感想・雑感
それでは、最後に九州旅客鉄道株式会社(9142)に関する感想でも。
個人的には、旅行が楽しかったので普通に買えばいいと思ってしまいます。配当利回りもいいし、他にもいろいろと優待があるし、買わない理由がほとんどありません。
ただ、陸運関係はあまりしっかり上がっていないというか、なんだか株価回復に対してもやもやしている感じ。また、そもそも日経自体が不調なので、それもあってあまり値上がりは期待できないかも。
ただ、個人的には優待が魅力的なので全然アリ。
色々活用できるので、それらを楽しんでもいいかもしれませんね。
九州旅客鉄道株式会社(9142)の株主優待について、くわしくはこの記事をチェック☆
九州旅客鉄道株式会社(9142)の株主優待については、当ブログではこの記事にまとめました。
また、九州旅客鉄道株式会社(9142)の優待に関する記事は、当ブログではこちらにまとめてあります。
どうぞごらんください！
ちなみに、九州旅客鉄道のサイトには株式に関するページがあります。
なので、もし何かわからないことがありましたら、株式情報に関するページをチェックしてみてください。