【優待☆到着!】スクロール(8005)の株主優待が届きました☆自社ポイントがもらえる優待
このブログでは64回めとなる、株主優待をもらったよという記事です。
スクロール(8005)の株主優待をもらいました。
スクロール(8005)の優待、いつ届く?
到着したのは7月上旬。
3月の権利獲得分です。権利取得してから3か月とちょっと経ってから到着。遅いといえば遅いけど誤差といえば誤差。
スクロール(8005)の株主優待の前回からの変更点とは?
スクロールの株主優待を何度ももらっている人向け、前回からの変更点です。
- 有効期限が2025年3月31日まで
- 優待制度の変更
- 家族間ポイント合算制度の変更
去年も制度変更がありましたが、今年はさらに大きな制度変更がなされました。
スクロール(8005)の株主優待の内容とは?
今回いただいた、スクロール(8005)の株主優待は1つ。
1:自社ポイント
ひとつめは、自社ポイントです。
今回は100株以上保有で2年継続保有したため、2000円分のポイントをいただきました。
有効期限は2025年3月31日まで。
去年も制度変更がありましたが、今年はさらに制度変更がありました。
スクロール(8005)の自社ポイント、何ポイントもらえる?
スクロール(8005)の自社ポイントは、保有株数と保有期間に比例して増えていくタイプです。
保有株式数 | 保有期間 | |||
---|---|---|---|---|
3年以上 2021/09/30以前 | 2年以上 2022/03/31 2022/09/30 | 1年以上 2023/03/31 | 1年未満 2023/09/30 2024/03/31 | |
100株~999株 | 2500円分 | 2000円分 | 1500円分 | 1000円分 |
1000株~9999株 | 8000円分 | 7000円分 | 6000円分 | 5000円分 |
10000株以上 | 16000円分 | 13000円分 | 11500円分 | 10000円分 |
保有株数と、保有期間によって比例して優待も増えるスタイルです。
基本的に長く持てば持つほどメリットが大きいタイプ。
スクロール(8005)の自社商品券、どうやって使う?
スクロール(8005)の自社ポイントの使い道は大きく分けてふたつ。
- 自社運営のオンラインストアで使えるポイントに引き換えて使う
- 自社経営の寄付団体に寄付する
自社経営のオンラインストアで使う
使い方のひとつは、スクロール(8005)が経営する自社オンラインストアでのお買い物に使う方法です。
こちらは以下の自社オンラインストアで使える割引クーポン・ポイントが発行されます。
- ナチュラム
- ロマンティックプリンセス
- AXES
- コスメランド
- きれいみつけた
- 草花木果
注文時にそのオンラインストアで発行されたクーポン・ポイントを使ってお買い物をする、という流れです。
手順としては、以下の通り。
- 引き換えたい商品のあるサイトに会員登録
- 株主優待サイトでポイント・クーポン交換の申し込み
- 申請したサイトでポイント・クーポンが付与される
- 付与されたポイント・クーポンを確認する
- 付与されたポイント・クーポンを使ってお買い物
有効期限はポイント・クーポンに引き換えてから1年。
ちなみにリアルタイム交換ではなく、交換申請してから交換完了までは2~3日かかります。
もし手続きに不備があったり誤りがある場合は1~2週間で連絡がいくそう。連絡があった場合、キャンセルされるので再度手続きが必要です。
ちなみにこの上の期間は、優待が発行されてすぐだとさらに時間がかかる場合もあるようです。
ポイントは家族など複数名義のポイントをまとめることも可能。
この場合はポイントをまとめて利用したいアカウントを指定して申し込みをしてください、とのこと。
ただし草花木果では利用不可。
ポイントは複数のサイトに分けて使うこともできます。
例えば今回は2000円分ポイントをもらったので、1000円はサイトA、1000円はサイトBでの利用にしたい、なんてことも可能。この場合は手続きをそれぞれ別に行うことで対応してもらえます。
なお、生協でのカタログ申し込みへの利用は不可。
また、有効期限の過ぎた優待券を利用することもできません。
同名のネットショップが楽天やAmazonに出店していることもありますが、基本的に使えるのは自社経営のオンラインストアのみ。ネットショッピングモールに出店しているお店での利用はできません。
自社経営のオンラインストアで使う
使い方のもうひとつは、スクロール(8005)が指定した寄付先に寄付をする方法です。
こちらは以下の団体に寄付ができます。
- スクロール女性ボランティア基金
- 静岡県グリーンバンク
こちらは株主専用サイト上で手続きを行うことで、寄付ができます。
また500ポイント単位で利用できます。なので、例えば1500ポイントはお買い物をして、500ポイントは寄付をする、なんてこともできるようです。
スクロール(8005)の株主優待をもらった感想
ということで、スクロール(8005)の株主優待をもらいました。ありがとうございます。
商品引き換えしたい人には改悪
スクロールの優待、去年も制度変更がありましたが今年も大きな制度変更がありました。
今年は事業再編が行われ、いくつかの店舗・ブランドの経営が終了し、特に優待の中でも人気だった商品への引換ができなくなってしまいました。
北海道の名産品やおいしいものと引き換えられるので人気があった部分があり、どうしてもその点を意識すると見劣りしてしまいます。
一方、過去に自社サイトでのポイント・クーポンへ引き換えたことがあるなら、大した差がないのであまり問題なく制度変更に対応できそう。
個人的な感覚でいえば、コスメやブランド品など、見ているだけで物欲が刺激されるウキウキするショップもあります。
人を選ぶ商品・ブランドが多い気もしますので、うまくほしいものを選べればいいのですが。
送料負担はしんどい
商品引き換えについてそうですが、地味に改悪だなと思うのが送料負担ですね。
優待が使えるサイトをいくつかチェックしましたが、送料がそれなりにかかります。優待だけで無料配送できるほどのポイントはないし。
これまでだったら商品引き換えにすれば送料はかからなかったので、その分貰った優待額を丸々楽しめました。今年からは送料を意識する必要が出てきて、ちょっとめんどくさい。
いくつかのサイトでは送料無料品や送料無料キャンペーンがあるので、そういうのをうまく利用すればいいのかもしれませんけど。
新規会員登録キャンペーンを使えば
悪いことばっかり書いてても何なので、いいことも書きますか。
これから新しくサイトに登録する人は、新規登録キャンペーンで発行されるポイントやクーポンを併用することで割安になるかも。
確実に自己負担が必要だなぁ、ってことがちょっとイヤですが、それでも新規会員登録のポイントやクーポンを使えば少しは負担が減る可能性がありますね。
合算は相変わらず対応可能
前もそうですが、今回の優待でも家族などと合算することは可能です。
ポイントをそれぞれ持っているなら合わせてまとめて使う方がより良いものが買えるし、送料もそれぞれの注文ごとに払う必要がなくなるので良いですね。
ただし草花木果だけはダメ。
また、一人のアカウントを作ってそこに家族分申し込む形式になります。名前やメールアドレスなどで申請してください、とか。
なので家族名義分の優待を持った方がコスパはいい。
もしかしたら:来年分とも併用できる
で、もしかしたらなんですけど、来年分とも併用できそうなんですよね。
今年の優待でのポイントを、各サイトのポイント・クーポンに引き換えられるのは25年3月まで。
で、引き換えた後のポイント・クーポンの有効期限は引き換え後1年間有効。
……ってことは、今年引き換えたポイント・クーポンと来年引き換えるポイント・クーポンをまとめて使えるんじゃないの?
と思ったので問い合わせたところ「まとめて利用は可能です」とのことでした。
注意点は以下の通り。
- 今年のポイント・クーポンの引換期限は25年3月まで
- ポイント・クーポンの有効期限は引き換え後1年間
- 草花木果に関しては、1回の注文につき使えるクーポンは1種類1枚のみ
ていうことですので、草花木果以外は対応してもらえそうです。
今年度分は来年2月くらいに引き換えて、3月に来年の優待の権利を取得し、来年7月ごろに来年度分の優待が届いたらそれを引き換えてソッコー使う。これで今年分と来年分を併用することができそうです。
スクロール(8005)はこれから買い? この株に対する感想・雑感
スクロール(8005)の株に関しては、優待もあるし成長もある程度は期待できるかな、って感じです。
優待+高配当がいい、という人にはもちろんおススメ。
業種に関しては通販関連ですので小売が主体です。やっぱり生協持ってるのは強いので、企業価値の底支えにはなっていますね。
また、最近ロジスティクス関連にも力を入れており、ソリューション事業にも積極的です。これまで培ってきた通販事業で得られた知見を活用し、様々な企業の問題に対応できるようにしていく、というのが基本的な方針で、今後も力を入れていく分野とのこと。
これまでやっていなかった分野での商品の取り扱いも力を入れていくとのこと。
食品分野への進出を大きく打ち出していたので、それについては意識が向いていそうですね。
事業の足かせになっているのは、eコマース事業ですね。
これは通販部門です。自社で経営するネット通販がいまいちパッとしない。
決算はこのところ好調。
増収増益です。やっぱり通販事業が良く、倉庫やロジスティクスに力を入れたことが大きなプラスになっていますね。またeコマース部門ではリストラなどが進み、確実に経営が改善されています。
このまま高配当を維持しながら優待をキープしてくれれば、手放す理由はそんなにないかな、って企業です。露骨に減配したり優待廃止とかになったらまた話は変わります。
懸念事項はeコマース事業ですね。マイナスを出している部門なので経営のテコ入れは必須。ですが、eコマース事業にメスが入り、店舗の統廃合が進むと、eコマース部門を活用している株主優待は選択肢が狭まったりしそう。
eコマース部門に食品系の会社が入れば優待も食品関連に強いショップができて選択肢が広がりそうだなあ、なんて思っていたり。少し期待しちゃう。
まあ、通販の会社なのに自社通販サイトの経営が弱いって何よ、って気がしないこともありません。とはいえネットショップや自社オンラインストアを作るための支援に強い会社なので、そういう面ではいろいろと頑張ってほしいところ。